J1昇格圏に再浮上 エジガルジュニオ移籍1カ月で長崎にもたらした変化

西日本スポーツ 松田 達也

 ◆明治安田生命J2第37節 長崎2-0新潟(28日・トランスコスモススタジアム長崎)

 長崎がJ1昇格に向けて価値ある勝利をもぎとった。

 まずは前半30分。連動した攻撃を結果につなげた。左サイドの江川からのクロスに富樫が右足で押し込んだ。「完璧なボールが来た。決められてよかった」。チーム最多の今季6点目を決めたストライカーの一撃で主導権を握った。

 前半から前線で起点となり、守備でも激しく動き回って相手に思うような攻撃をさせなかった。「チームが勝てば自分が決めなくてもいいが、勢いをつけないといけない時期に点を取る大事さも考えていた」。自身4戦ぶりのゴールの手応えを口にした。

 1点リードの後半22分には右サイドを突破した大竹のクロスからエジガルジュニオが頭で押し込み、追加点を挙げた。シュートの直後には相手DFとの接触で流血した気迫のゴール。長崎に加入後の8試合で5点目という抜群の決定力だ。

 手倉森監督は「大竹もエジガルも交代を考えていたタイミングで決めてくれた。大事なポイントで力を出せることを示してくれた」とたたえた。前節の松本戦では、1点リードの後半ロスタイムに同点ゴールを許して白星を取りこぼした。反省を生かし、終盤にはDFを投入して守備を固めて逃げ切った。

 チーム全体で11月は8試合で計18ゴール。攻撃陣のギアが上がり、リーグ2位タイの58得点という破壊力だ。その勢いで11月は6勝1分け1敗。得失点差で福岡を7も上回ることも昇格争いでのアドバンテージになっている。

 暫定ながら昇格圏内に浮上した。「11月は攻勢の月だった。12月は決着の月。いい勝ち方ができて徳島、福岡にもプレッシャーをかけられた」と手倉森監督。最終盤での安定感が逆転昇格への期待を膨らませている。 (松田達也)

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