ラグビー7人制代表の選考試合 アキレス腱断裂から1年ぶり復帰の女子・黒木理帆がアピール

西日本スポーツ 末継 智章

 東京五輪に臨むラグビー7人制の男女日本代表候補が29日、埼玉・熊谷ラグビー場で紅白戦形式の試合を各2試合行った。新型コロナウイルス感染拡大後、ラグビーでは15人制を含めて国内初の代表戦。五輪代表の選考を兼ねた選手たちは速く激しいプレーで観衆約1400人を沸かせた。

 女子では右アキレス腱(けん)断裂から約1年ぶりに実戦復帰した黒木理帆(立正大)=宮崎県門川町出身=が1試合目から躍動。試合開始直後に約50メートルの独走先制トライでアピールに成功し「ブランクは感じず、緊張より楽しさが勝った」と笑顔を輝かせた。

 五輪延期に伴い準備期間ができたことで、女子はより速く展開する攻撃を、男子は守備で簡単に倒れず次のプレーに素早く備える意識を植え付けている。選手たちはミスを恐れず積極的にそうした姿勢を示した。

 男子のヘッドコーチを務める日本協会の岩渕健輔専務理事は「選考において大きな意味を示す試合になった」と選手を評価した。岩渕専務理事は来月に第3次代表候補を発表する方針も明かした。(末継智章)

 ○…来秋のワールドカップ(W杯)に向けて活動している15人制女子も40分ハーフの試合を行った。課題に挙げている攻撃時の連係や、倒れた後にすぐに立ち上がり次のプレーに備える姿勢を随所で披露。赤組の主将を務めたプロップの南早紀(横河武蔵野)=福岡・筑紫高出身=は「海外相手にも同じようなプレーができれば。女子も新しい歴史をつくる」と昨秋W杯で8強入りした男子に続く活躍を誓った。

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