徳島、福岡に続き長崎も…J1昇格争う集団がつまずく「鬼門」京都の新スタジアム

西日本スポーツ 末継 智章

 ◆明治安田生命J2第38節 京都2-1長崎(2日・サンガスタジアム)

 徳島と福岡も今季敗れた「アウェーの京都戦」で長崎も不覚を取った。前半25分に波状攻撃から先制され、同34分にもカウンターから失点。DF間の横パスをカットされる痛恨のミスからだった。手倉森監督は「敵地で2点取られたのは痛かった。前半失点しないことが大事だと改めて教えられた」と悔やんだ。

 戦前から不安はあった。今年オープンした京都の新ホームスタジアムで長崎が試合をするのは初めて。ウオーミングアップで芝の長さを気にする声が出ていた。「思ったより長いので蹴り込まないといけないと話していたが、ちょっとパスがずれて精度を欠いた」と手倉森監督。そのずれがミスを生み、13戦ぶりの複数失点につながった。

 「決着の月」と位置づけた12月の初戦で痛恨の黒星。2位福岡との勝ち点差が4に開き、1節では追いつかなくなったのは痛い。それでも秋野主将は「諦めたら終わり。福岡も引き分けだったし、まだ可能性は断たれていない」と必死に前を向く。後半24分に気田のシュートのこぼれ球を途中出場のルアンが押し込んで1点を返すなど、積極的な選手交代で息を吹き返した後半はシュート数で11対0と京都を完全に圧倒した。

 試合後、ロッカールームで「よくやった。諦めるな。勝負はここからだ」と鼓舞した手倉森監督は、自らに言い聞かせるように力を込めた。「この気迫は残り4戦に必ず伝わる。信じ合ってやり続けるだけだ」。自分たちの力と絆を信じ、奇跡を起こす。 (末継智章)

PR

V・ファーレン長崎 アクセスランキング

PR

注目のテーマ

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング