逃げ切り失敗も…福岡J1昇格へ貴重な勝ち点1 長崎と4差に広げ残り4戦

西日本スポーツ 松田 達也

 ◆明治安田生命J2第38節 岡山1-1福岡(2日・Pikaraスタジアム)

 「勝利の方程式」に当てはめることはできなかったが、昇格争いでは貴重な勝ち点1になった。1点リードの後半13分。コーナーキックのこぼれ球を押し込まれ、同点に追い付かれた。この試合まで1-0の勝利は14勝を数え、全22勝は全て先制点を奪って白星をつかんできたが、逃げ切りに失敗。3位の長崎が京都に敗れて救われた。

 攻撃は鮮やかなパス回しで仕留めきった。後半8分。左サイドのスローインを受けた重広から山岸→田辺→山岸→ファンマとつなぎ、最後は重広が自ら右足インサイドでゴールに流し込んだ。「豪快なシュートではなかったけど、うまく抜けて入ってホッとした」。待望の移籍後初ゴールで流れを引き寄せた。

 故障による長期離脱を強いられた今季だが、戦列復帰後はボランチとして攻守に積極的なプレーで存在感を発揮する。「個人として結果を残せていなかったので、早く得点に絡みたかった」。チームにとっても個人にとっても貴重な先制弾に胸をなで下ろした。

 12月最初の試合は前節から中2日の敵地での戦い。厳しい日程から始まった。10試合ぶりの先発となった田辺は「チーム全員で戦っているという意識が全員にある」と強調。勝ち点3こそならなかったが、福岡らしい戦いは随所に見せた。

 長谷部監督は「難しい中での勝ち点1は良かったが、残り試合で全勝を狙うという気概の中でやっている。先制したのに、という意味ではもったいなかった」と悔やんだ。残り4試合で3位長崎と勝ち点4差に広がり、昇格圏はわずかに固めた。最後まで勝ち点3だけを狙い、大詰めの昇格争いを走りきる覚悟だ。 (松田達也)

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