J1昇格争い13日に決着も サポーター待ち望む15年ぶりの瞬間

西日本スポーツ 松田 達也

 J2アビスパ福岡が15年ぶりに本拠地でJ1昇格を決めるチャンスを迎えた。3位長崎と勝ち点4差に広げてホームのベスト電器スタジアムで2連戦。長崎の結果次第だが、最短で13日の京都戦で5年ぶりの昇格が決まる可能性がある。チームが本拠地(当時・博多の森球技場)で昇格を決めれば2005年以来。3日、オンラインで会見した長谷部茂利監督は、まずは6日のホーム金沢戦の勝利に集中することを強調した。

 残り4試合。激しい昇格争いのゴールが見えてきた。2日の岡山戦で引き分けて勝ち点を74に積み上げた福岡は最短で13日のホーム京都戦で昇格切符をつかむチャンスがある。長谷部監督は「この時期に上位にいるからこそこういう緊張感が味わえる」とうなずいた。

 新型コロナウイルスの影響による日程変更で今季のJ1昇格枠は2。首位徳島、3位長崎にほぼ絞られた昇格争いは、2位の福岡と勝ち点6差をつけた徳島が有利となり、次節にも昇格が決まる可能性がある一方、福岡も長崎に勝ち点4差をつける。福岡は4戦のうち3試合がホームで15年ぶりに地元でサポーターと喜びを分かち合う可能性は大いに考えられる。

6日に金沢戦

 まず、チームが最初に集中するのは6日の金沢戦だ。勝ち点1をもぎ取った2日の岡山戦から中3日。厳しい過密日程が最後まで続く中、上島は「昇格への意識はあるが、全員が目の前の試合に集中している。雰囲気はすごくいいと感じている」と強調した。

 過去にJ1昇格が決まった試合は2015年、10年ともに敵地のスタジアムで迎えており、ホームで決めれば05年以来。当時は2万人を超える観客とともに歓喜の瞬間を味わった。コロナ禍の今季は満員の大歓声という状況は難しいが、1試合を除いて福岡で戦えるという大きなアドバンテージがある。

 福満は「ホームで3試合できることをプラスに捉えている。いつも通りのプレーをやれば、必ず勝ちにつながる。今までも、そうやって勝ってきた」と自信を示した。重圧や緊張感を力に変え、昇格圏を守ってきた。最後の直線に差し掛かっても気を抜くことなくゴールを目指す。 (松田達也)

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◆最短昇格は13日

 福岡のJ1昇格が決まるのは、最短で13日の京都戦。6日の金沢戦から連勝すれば勝ち点80。その場合、3位の長崎が6日の山形戦、13日の東京V戦のいずれかで敗れる、2試合とも引き分けなどの条件がそろえば、福岡のJ1昇格が決まる。福岡が2試合で〇と△または〇と●でも長崎が連敗すれば昇格決定となる。

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