五輪切符お預けの広中璃梨佳、レース後に田中希実と抱き合って漏らした本音

西日本スポーツ 末継 智章

 ◆陸上日本選手権 長距離種目(4日・ヤンマースタジアム長居)

 女子5000メートルで残り1キロ手前から続いた田中希実(豊田自動織機TC)とのマッチレース。最後のスパート勝負で敗れた広中璃梨佳(日本郵政グループ)は、抱き合った田中に「負けてすごく悔しい」と打ち明けた。勝てば五輪代表に決まる大一番で1秒46差の2位。「走りに悔いはないけど、まだまだ弱い自分がいる」と涙をこぼした。

 普段のペース走では1キロ3分を切れるほどスピードと持久力に自信はあった。2000メートルが6分15秒とやや遅く「自分のペースで押そう」と中間地点付近で先頭に。徐々にラップを速めて後続を振り落としたが、1500メートルと3000メートルの日本記録を持つライバルにラスト1周のバックストレートで抜かれた。

 この種目で五輪参加標準記録を破っているのは田中と新谷、そして広中の3人だけで最大3枠の代表入りが有力なのは変わらない。まだまだ伸び盛りの20歳。「来年6月の日本選手権で一段と強くなった広中璃梨佳を見せたい」と誓った。 (末継智章)

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