ソフトバンクにヒットマン養成塾 中村晃、栗原の自主トレに期待の若手が入門

西日本スポーツ

 来季が2年目となる福岡ソフトバンクの柳町達外野手(23)が、球界屈指のヒットマンの「門下生」となる。クライマックスシリーズ(CS)のMVPに輝いた中村晃外野手(31)の下で来年1月の自主トレを行うもので、持ち味の打力に磨きをかける覚悟だ。日本シリーズMVPに選ばれるなど今季大ブレークした栗原も「同門」で、2人のMVP受賞者とともに貴重な時間を過ごす。

■来年1月長崎で

 プロ入り前から憧れていた球界屈指のヒットマンの下で、柳町がレベルアップを図る。中村晃が来年1月に長崎県内で行う予定の自主トレへの参加を快諾された形で、来季2年目の23歳は「本当にうれしい。とにかくいろんなことを吸収したい」と目を輝かせた。

 今季は球団の新人野手では14年ぶりの開幕1軍切符をつかみ、早々と1軍デビュー。終盤に初安打初打点をマークするなど、12試合で4打数1安打1打点の成績を残したが、「定着できなかった」と悔しさも募る。だからこそ、中村晃の下で打撃強化に励む覚悟だ。

 中村晃と同じく逆方向への打球が持ち味。かねて打撃技術などを参考にしており、ファームでアドバイスを受けたこともある。「同じタイプだとも思いますし、自分の理想です」。通算1038安打を誇り、勝負強さにも定評がある理想型の技術を全て吸収する。

■晃は「自分の理想」

 CSでMVPにも輝いた中村晃の自主トレは、ともに汗を流す若手の将来も考慮した内容だ。少しでも長くプレーできるよう股関節の柔軟性を高め、栄養士のアドバイスを受けて食事面にも配慮する。柳町にとって、打撃技術以外にも得るものは多い。

 来季7年目の栗原の存在も大きな刺激となる。今季はともにチーム2位の17本塁打、73打点で大ブレークし、日本シリーズMVPも受賞。自主トレは昨オフと同様に中村晃と行う予定で、23歳の柳町と24歳の栗原が競い合えば、V5を狙うチームの活力にもなる。

 工藤ホークスの原動力はレベルの高いチーム内競争だ。選手層が分厚い外野陣のレギュラー争いも極めて激しい。「どう1シーズンを戦う準備をしているのか、どう追い込んでいるのか。レギュラーの取り組みを学びたい」。柳町が貴重な自主トレ期間を飛躍への足がかりとする。

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