ソフトバンク柳田が誓うアーチ量産「小久保ヘッドに1本でも近づく」

西日本スポーツ 山田 孝人

 福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手(32)が5日、背番号「9」の先代でもある小久保ヘッドコーチの目前でさらなる成長を示すこと誓った。尊敬する先輩の要職就任に気合がみなぎっている様子。小久保ヘッドコーチが2001年にマークした自身のシーズン最多本塁打の44本に迫るべく、主砲は積極的にアドバイスも請いながら、懸命にバットを振る決意だ。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、例年と大きく異なる形で実施されたファンフェスティバル。それでも柳田は、オンラインなどを使ったファンとの交流で今季の応援に対する感謝の思いを丁寧に伝え、本塁打競争では豪快な柵越え打を披露して喜ばせた。「応援してくださるファンの方がいる。感謝の気持ちでやりました」。笑みを浮かべてうなずいた。

 今季は119試合に出場して打率3割4分2厘、29本塁打、86打点をマーク。146安打で最多安打のタイトルに輝くなど、3年ぶりのリーグ優勝と4年連続の日本一への原動力となった。ただ満足はしていない。視線は既に来季を見据える。「いい年だったが本塁打が止まった時期もあった。もっともっと本塁打を打ち、ファンの皆さんに喜んでもらえるように」とアーチ量産を宣言だ。

 一層気合が入る理由もある。尊敬する小久保氏のヘッドコーチ就任だ。プロ入り時に現役だった同コーチに接し「練習に取り組む姿勢や試合に取り組む姿勢を見て、これがプロなんだなと感じていた」。加えて同コーチが就任会見時に柳田への期待も口にした。栄光の背番号「9」を受け継ぐ者として、柳田は「やっぱり背筋が伸びますね」と表情をきりっと引き締めた。

 小久保ヘッドコーチのシーズン最多本塁打44本を目指す思いも強い。目標に掲げた年もあったが「全然超えられる数字を残していない。1本でも近づけるように、そういう思いでやっていきたい」と口にする。そのために「(本塁打を)波なく打てるようにならないといけない。難しいけど。そういうところで(同コーチから)アドバイスを頂けるように、練習に取り組んでいきたい」と教えを請うのを楽しみにしている。しばしの休息を挟み、主砲は打棒に磨きをかけるべく始動。尊敬する先輩の存在を、さらなる進化につなげていく。 (山田孝人)

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