新庄氏「ボールが止まってるんじゃないかな」適時打で新名言/一問一答

西日本スポーツ

 ◆12球団合同トライアウト(7日)

 2006年以来の現役復帰を目指す新庄剛志氏(48)は日本ハム時代の背番号「1」のユニホームで登場。シート打撃の結果は第1打席から二ゴロ、四球、二ゴロ、左前適時打で、3打数1安打1打点だった。

 トライアウト終了後にはテレビ中継の解説を務めた日本ハム時代の同僚、同学年の岩本勉氏のインタビューに応じ、息の合ったやりとりを披露。適時打を振り返り「ボールが止まってるんじゃないかな」と語るなど名言を連発した。一問一答は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇

 ガンちゃん(岩本氏)、チャンスで打つと思ったやろ? 今回、無観客でテンションめちゃくちゃ下がってたけど、ランナーがいてくれて、もうアドレナリンが出てボールがよーく見えた。止まってるんじゃないかな、っていうぐらい。

-真っ直ぐ狙いのチェンジアップだった

 もちろん。だって追い込まれてたからね。

-1年前、インドネシアからもう一度プロ野球選手になると発言し、ここまで歩んできた

 いやねー、みんなのサポート、バリから、1年前にプロ野球選手になるって言って、正直、妥協…ちょっともう無理じゃないかって思う時期もあった。

 けどガンちゃんはじめ、みんなの応援があって、今日のこの場に立てたことが何か…打席の中で、自分に対して感動してるの。

-ウオーミングアップから注目していたが少年のようだった

 小学校のときに空き地で野球やってるような気持ちだったね。うん、ありがとうありがとう。

-親子ほど年の離れた選手たちとプレーした

 いや、めちゃくちゃみんないいやつ。初めて会うんだけど、もう友達のようにしゃべってくれたから。気が楽になった。

-ユニホームのこだわりも

 そうやね。いやもう、やっぱ「オーラ」。オーラを出す。今風のユニホームの着こなしじゃない感じにしたいなって思って。あとちょっと開き気味の(襟元)ね。ウエストは絞って。ちょっとズボンが大きかったかなぁ~?って感じ。

-背番号1のフォントにもこだわりが

 背番号1番の、ここの部分(下の横棒)がないと、オレ、日本ハムに入ってなかったから。

-既定のフォントとは違う

 お願いしますって頼みました。下の棒、土台を作ってくださいって。

-足の動きを見ても、かつてのベストパフォーマンスとは違う。今日の自身を評価すると

 もちろん、もちろん。あのね、1年間、自分の考えでやってきて、もし(12)球団に入ることができたら、やっぱりすばらしいトレーニングコーチやら器具やらそろってるから、戻ってくるような気がするんだよね。球団に頼るというか。それで足の回転やらパンプアップやらできるんじゃないかなっていう。

 いや、でもね、ポイントは目だったんだよね、実は。だけど見えてる。ものすごく見えてる。

-ボールが止まって見えたという発言は「神様」級だ

 さっき、タイムリー打ったときも、なんか大丈夫だったね。落ち着いていこう、落ち着いていこうと。その前の2打席が凡退していた(3打席目まで2打数無安打1四球)から、逆に落ち着いていこうっていう気持ちになれた。

-球場入りはナチュラルだった

 そう?

-過去にはハーレーダビッドソンで登場したり、空から舞い降りたりしてきた

 もうここに立つことがパフォーマンスでしょう。うん。だって48歳ですもん。

-髪の色がダークトーンになっていた

 まあまあ、おとなしめにいこうかと。おとなしめというか、自分自身がしっかりした野球をする姿を見せたいと思ったから。自然とこうなったね。

-野球に集中するとこうなる

 楽しいね。ものすごい、打席たったときにウッ!野球やってる!!という気持ちになれたね。自分に勝てた気がする。この1年は。こんだけ野球の練習したことなかったから。

-そんなこと言って大丈夫か

 今までね。もうおれ、センスがめちゃくちゃあったから。現役時代は。こんだけトレーニングしていく中で肩やら脚やら張ってきて、やっと野球選手の気持ちが分かった。トレーナー室で治療してる選手みたときに、なんでトレーナー室とか行くんだろうと思ってたの。ガンちゃん、オレがトレーナー室いくの見たことないやろ?

-でも陰で誰よりも練習していた

 …(それは言わないでという顔で)

-あ~、申し訳ございません、はい。今になって新しいものも見えたと

 見えたねー。すばらしかったね今日の選手。だから、ちょっと申し訳なかったのは、タイムリー打った後に、ちょっとあの(ガッツポーズで手を)上げてしまった。ピッチャーの方にほんと申し訳ないな、(自分が)何をしてんだという気持ちになってしまった。

-解説の元ヤクルト監督・真中満氏は現役時代のプレーを思い出したと言っている

 ああー! お久しぶりです。いやもう、ほんとうれしいっすね。

-真中氏は新庄らしからぬ緊張感を感じたと

 ちょっとあったね。緊張じゃないんだけど、なんか今までの人生でない感じの球場入りの仕方の気持ちになった。なんなのこれって。自分でも分からなかったです。

-真中氏は真剣なチャレンジを感じたとも

 ありがとうございます。

-(岩本氏を介してのやりとりとなったため)真中氏が直接しゃべりたい、ガンちゃんと居酒屋トークに交ざりたいと

 ハハハハハ。楽しかったです。お疲れさまでした。

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