トライアウト終え新庄節「6日間でオファー来なかったら終わります。お疲れさまでした、新庄剛志」

西日本スポーツ

 ◆12球団合同トライアウト(7日)

 2006年以来の現役復帰を目指す新庄剛志氏(48)はシート打撃で第1打席から二ゴロ、四球、二ゴロ、左前適時打。3打数1安打1打点だった。トライアウト後の一問一答は以下の通り。

一トライアウトに出た感想は。

 (4打席目に)ランナーで出たでしょ? 打ち方なんか全部消えて、さぁ俺を見てくれという感じの打席でしたね。打った後、こう、打球がヒットゾーンに飛んでいく感じがすごく残っていますね。チャンス好きですね。僕。ものすごく。

-あの一打で1年の努力が実を結んだ

 う~ん。難しいかな、どうかな、という時期もあった。少しの間。だけど、日本中みんなの「ツーさん(新庄氏の愛称)、ゆっくり、急いで、トライアウトまで応援しています」というコメントをものすごくいただいて、よし、もう一回、気合を入れ直してこの場所に立とうという気持ちにさせてくれたので、感謝しかない。

 でも、逆を言えば、48歳という年で、この舞台に立つまで、いろんな努力をしてきたことをみんなに見てもらって、少しは勇気を与えられたんじゃないかなとも思うし。

-ブランクがあった中で1打席目の心境は

 なんか…打席に入りました。楽しい、今までにない感情が…。ぼーって、ただ体が熱くなって。ここに立てるかどうかという感じの時期もあったから。

 立てた時は結果はそんなに意識してなかった。ホームランを打ちたいとかいう気持ちにもならなかった。球場に入った瞬間は、とりあえず、立てたことがうれしかった。

-ユニホームのこだわりは

 いやいや、現役時代と一緒という感じで、ちょっと袖、短め。ちょっとズボンが太くなったかな。でも、袖を通した瞬間、よし、楽しもうと。

-自信はあるか

 分かんないですよ、それは。今日終わって、6日でオファーがこなかったら、野球は終わります。それはキッパリ。6日間の間にこなかったら「よし、1年間お疲れさまでした、新庄剛志」で終わります。やり遂げた感がすごくある1年でしたね。

-打席で現役時代を思い出したりしたか

 ボールだけに集中しないといけないけど、やっぱり、打席立った瞬間、こみ上げてきましたね。バリで壁にぶつけて、自分一人でやっていたこととか。でもやっぱり最終的に、左ピッチャー。左ピッチャー好きなんですよね、僕。昔から。良かったです。

-最後の最後に打つのが新庄氏らしい

 ね。この一本が(自分で拍手)。ツーさん、よくヒット打ってくれました。応援して良かったと思ってくれたら本当にうれしいし、思ってくれていると思う。

-外野に一、二塁、三塁と守った。グラブはどうしたか

 いや、外野のグラブ。最初、シートノックは内野のグラブだったけど、ちょっと感覚がおかしいなと思って。外野のグラブ使ったって、捕って、アウトにすればいいから、何のグラブ使っても一緒でしょ。

-バットは現役時代と一緒か

 一緒です。メーカーも一緒だし。アメリカにオーダーして作ってもらったバットなんで。バットどうこうじゃないよ。どのバットだって、気持ち入って(手をパチンとたたきながら)芯に当たって。気持ちですよ。

-これぐらいできると思ったか、それとも、もっとできると思ったか

 ボールが見えていたので、いけんじゃね?って気持ちはあった。でも、結果どうこうより、いい当たりをして、いいキャッチボールして、いい走りはまだちょっとここからなんですけど、いいボールを投げられていたし、無観客の中、よくテンション上げられたなと自分でも思う。

-途中、無人のスタンドにボールを投げ入れた。

 いつもボール投げていたから、(観客を)イメージした。

-ファンが入っていたら、もっと力が出せたか

 それは、自分では分からない力は出ます。現役の時から。観客動員の数で打率は全然違うんで。これは不思議なんですけど。全然、疲れていない。余裕がある。打った瞬間、どう思いました?

-「すごいな」と

 オッ、となりました?

-失礼だが、本当に打っちゃった、と

 ランナーいるときは俺は打っちゃうよ。

-ダルビッシュもツイッターで「10年以上野球やってないのに143キロを芯に当ててるのがすごすぎる」と

 先っぽだけどね。(タイミングが)ちょっと早かったね。

-ファンへのメッセージは

 ユニホームを脱いで14年間になるけど、日本を離れていても、1年、自分に勝って努力すればこういう場に立てたし、こういう風に結果も出せると言うことをみんなに少しだけでも分かってもらえたらうれしいなと。あと、声援。応援メッセージをもらって、感謝しかない。

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