森保監督の参謀語る、代表選ぶ判断基準 海外で活躍する選手の共通点

西日本スポーツ

 東京五輪の本大会までサッカー男子五輪代表の監督を務める日本代表の横内昭展コーチ(53)が14日、地元・福岡の公立中の生徒にオンラインで講演し、自主性の大切さを説いた。

 福岡県飯塚市の二瀬中の生徒約320人に講演。日本代表や五輪代表候補選手を選ぶ基準として「試合の局面はすぐ変わるので、選手はその都度、判断しないといけない。自主的に判断できる選手を重要視している」と述べ、代表選手の多くが全体練習の前にストレッチやウオーミングアップをし、練習後も個人練習を進んで行っていることを明かした。

 また英語が堪能な吉田麻也(サンプドリア)や、フランス語やイタリア語など多くの言語を操る川島永嗣(ストラスブール)らを例に「自分の思いをしっかり伝え、相手の思いを聞けないとチームに入れないと感じているからか、海外で活躍する選手は語学を学んでいる。海外のチームに移籍して間もない選手たちが(代表活動中に)食事後、吉田選手の周りに集まり、インタビューでの受け答えなどを教えてもらっている」と貪欲な姿勢を紹介した。

 横内コーチ自身、専門の指導者がいなかった中学生時代に「自分たちで考え、足が速くなるためにタイヤを引っ張る練習をしたり、フェイントのアイデアを出し合ったりした。サッカー人生の中で一番考えた」というエピソードを披露。生徒たちにも自主的に行動するよう促した。

 来夏の東京五輪に向けては「一番いい色のメダルを取るのが目標」と決意を披露。「五輪は4年に一度の大会だけど、選手やサポートする人たちはそれまでの長い期間努力を積み重ねている。だから大会で感動や喜びが生まれているのではないか。できることなら現地やテレビで観戦し、感動や喜ぶ瞬間を共有していただけたら」と願った。

 北九州市出身の横内コーチは2017年、東京五輪男子日本代表のコーチに就任。本番は日本代表の森保一監督が指揮するが、日本代表と五輪代表の活動が重なるため、五輪までは横内コーチが五輪代表の監督を務める。

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