僕のグッズ作って…躍進したソフトバンク期待の右腕・泉 契約更改で珍要望のワケ

西日本スポーツ 山田 孝人

 福岡ソフトバンクの泉圭輔投手(23)が自身のグッズ制作を球団に熱望した。14日は球団事務所で契約更改交渉に臨み、倍増以上の1550万円アップとなる年俸2800万円でサイン。今シーズンを通して1軍に同行し、中継ぎで40試合登板と飛躍の一年となった。だが同学年の栗原や笠谷のグッズが次々と作られる中、新たに自らのものが発売されることはなかったことを気にした右腕。家族も待ち望む新グッズを増やすためにも、さらなる活躍を誓った。(金額は推定)

 躍進のシーズンを過ごした泉は、笑顔で会見場に現れた。倍増以上となる1550万円増の2800万円でサイン。2年目で初の開幕1軍入りを果たし、一度も出場選手登録を抹消されることなく、回またぎもワンポイントもこなす中継ぎとして40試合に登板した。防御率も2・08と安定した内容で3年ぶりのリーグ優勝などに貢献。「毎試合いい準備ができた。充実した一年」と満足感を漂わせた。

 大幅な増額でモチベーションも当然上がる。来季の目標は50試合登板を掲げた。増額分については「両親らに還元できたらいい」と口にした。そんな心優しい右腕は、さらに家族の願いをかなえるため、交渉の席上で要望した。

 「今年同世代の栗原や笠谷、板東さんらが活躍して、それぞれグッズが出ていたんですけど。僕だけグッズがなかったので、作ってほしいな、というのはお願いしました」。球団の公式オンラインストアでは、主力選手のものは多ければ50以上が登録されている。泉のものは一つだけだ。

 「(両親から)おまえのグッズはまだかと。楽しみにしてるんです」。さらに、新作が発売されると周囲に配られるといい「毎回もらうけど、一向に僕のが手元にないので…」と寂しげな表情を浮かべた。

 球団からは前向きな反応が得られ、これも糧に一層の飛躍を目指す。今季はビハインドでの登板も目立ったからか、貢献度は高いもののインパクトのある活躍とまではいかなかった。「泉のこんな試合がすごかったな、と言われないと。最後のイメージも肝心」とポストシーズンで出番がなかった悔しさもにじませた。「(新グッズは)僕の活躍次第」。オフは杉山と自主トレを行う予定。勝ちパターンを目指して努力を重ね、必ず実現してみせる。 (山田孝人)

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