現状維持4・6億円のソフトバンク森「まあ、見とってくださいよ」断食終えて自信満々

西日本スポーツ 鎌田 真一郎

■4年契約2年目 現状維持4.6億円

 目指すは「脱トリプル100」! 福岡ソフトバンクの森唯斗投手(28)が「スリム化計画」を明かした。15日、ペイペイドームで契約更改交渉に臨み、4年契約2年目の来季年俸を現状維持の4億6000万円プラス出来高払いでサインした。通算100セーブ&100ホールドを達成し、球団日本人初の3年連続30セーブもマークした鉄腕は体重が100キロに到達。既にファスティング(断食)を完了しており、春季キャンプまで10キロの減量を目標に掲げた。 (金額は推定)

■子どもの食事「うまそう…」

 森はスッキリした表情を見せた。契約更改を前に、午前中、ペイペイドームで本格的にトレーニングを始動。現在の体重が100キロという鉄腕は、体をリセットしたことを明かした。

 「ファスティングしたんです。断食。(効果は)今はまだ分からないですけど、スッキリしました」

 日本シリーズ後の3日間、食事を断ち、口にしたのはお茶と酵素のみ。「子どもが食事をしているのを見て『うまそうだな』と思った」という我慢を乗り越えた。腸内環境を整え、2021年に向けたスタートラインに立った。

 4年契約の1年目だった今季は120試合制ながらチームトップタイの52試合に投げ、球団新記録の7年連続50試合以上登板を達成。通算100ホールド&100セーブや、球団日本人初の3年連続の30セーブもクリアした。クローザー定着3年目にして初めてリーグ制覇の瞬間をマウンドで迎え、4年連続日本一にも貢献した。

 球団日本人投手最高額の年俸4億6000万円の評価にたがわぬパフォーマンスを見せて現状維持で更改したが、本人は変化を感じていた。「年々体重が増えて、例年より体が重いなと。最低でも見た感じが細くなったと思われるように」。より良いパフォーマンスを追求するため、来年2月の春季キャンプインまでに10キロ減量を目標に掲げ、スリム化を誓った。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、来年1月の自主トレは米グアムから宮崎に場所を移し、奥村とともに汗を流す。ランニングや体幹トレーニングで体を追い込むが、常夏の島に比べると寒く発汗しにくい環境だけに、食事量の制限を並行して減量する計画。「甘い物も、肉も、米も好き」というクローザーは「まあ、見とってくださいよ」と自信をのぞかせる。

 念願のリーグ優勝を果たした上で日本一を達成したが、恒例の米ハワイへの優勝旅行は中止になった。その分を、球団スタッフへ“還元”してほしいと球団に申し出た投手リーダーは責任感をにじませた。「来年もしっかりこの金額に恥じないようにやりたい」。力強く語った。 (鎌田真一郎)

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