【HKT48渕上舞・手記】全員そろって9周年 集合写真で笑顔がはじけた理由

西日本新聞 古川 泰裕

 劇場公演開始から9周年を迎えたHKT48。新たな常設劇場で迎えた〝誕生日〟の11月26日、グループは史上最多の45曲をステージで披露した。休養中だった5期生・長野雅(21)も前座としてサプライズ復帰。49人勢ぞろいで10周年への号砲を鳴らした夜を、2期生の渕上舞(24)が独占手記で振り返る。

 11月2日、福岡市中央区地行浜の娯楽施設「BOSS E・ZO FUKUOKA(ボス・イーゾ・フクオカ)」1階に「西日本シティ銀行HKT48劇場」がオープンしました。ロビーには昨年の九州ツアーのステージ写真や、周年公演ごとの集合写真がずらりと飾られています。そこに、つい最近加わった写真が1枚あります。11月26日、9周年記念特別公演の集合写真です。カメラに向かってポーズを決めるメンバーたちは、心なしか例年以上にはじけた表情のように感じられます。

「夢見るチームKⅣ」大切な思い出に

 初めてのオリジナル曲「初恋バタフライ」をサプライズ披露した1周年記念特別公演から、丸8年。13枚のシングルを発売する歩みの中で表題曲、カップリング曲が増え、9周年公演では45曲もの楽曲を披露しました。

 長らく倉庫で眠っていたであろうオリジナル衣装たちを、久しぶりに着てのパフォーマンス。リハーサルの時には、楽曲ごとに思い出がよみがえり、メンバーと話に花が咲きました。当時はまだ加入前だった後輩と一緒に立つステージも、新鮮で感慨深いものでした。

 さらに当日、体調不良により活動を休止していた5期研究生の長野雅ちゃんが復帰することが、私たちにもサプライズで知らされました。やっと全員そろって迎えられたステージは何物にも代えがたいものでした。

 個人的にはチームのオリジナル曲である「夢見るチームKⅣ」を、今のチームのメンバーと一緒に歌うことができたことがすごく楽しくて、また一つ大切な思い出になりました!

新型コロナ禍の不安乗り越え

 9年目のHKT48は、待ちに待った新劇場のオープンを控えながら、新型コロナウイルス禍で先が見えない不安な気持ちや、思うように活動できないもどかしさの中にありました。

 以前は、3日会わないだけでも久しぶりに会ったかのような感覚になっていた私たち。しかし、新型コロナの影響により自宅でのリモートワークが増え、今年は3カ月ほどメンバーと直接会えない期間が続きました。毎週のように開催していた握手会も、今年は全てオンライン握手会、お話し会という形になり、私たち48グループの結成当時からのコンセプト「会いに行けるアイドル」とは少し遠ざかってしまう形になりました。

 自粛期間が明けた今、感染対策を十分に講じた上で活動をさせてもらっていることに、あらためて感謝の気持ちでいっぱいです。新しい応援スタイルへの変化にも、柔軟に対応してくれているファンの皆さんには、助けられている部分が本当に大きいです。ありがとうございます。

 メンバー、スタッフ、そして何よりもファンの皆さんと「また劇場で会いましょうね」と言い合える日常が、どれほど尊いものなのか、あらためて実感しました。ステージに立っていると、何度も何度も胸がいっぱいになります。もしかすると、この感情はいつの日かグループを卒業してOGメンバーになった時に、強く感じるものだったのかもしれません。そう思うと、この新型コロナ禍で、メンバーそれぞれの「HKT人生」において、とても大切なものを得られたような気がします。

 次回、劇場に足を運んでもらった時には、ロビーに飾られた9周年の集合写真をぜひ見てくださいね。

 10年目に突入したHKT48。新劇場で9周年を迎え、全員そろってまた新たなスタートを切ることができました。来年の今頃、ロビーに今年以上の笑顔で写った集合写真がまた1枚、増えていますように! (2期生・渕上舞)

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