“もう1つのゴールデングラブ賞”「菊池涼介が3位」「甲斐拓也が4位」のワケ

西日本スポーツ

 プロ野球の守備のベストナインを選ぶ三井ゴールデングラブ賞が18日に発表された一方、プロ野球のデータを独自に収集、分析するDELTA(デルタ)はデータ視点の守備のベストナイン「1.02 FIELDING AWARDS 2020」を発表している。

 米国のデータ分析会社が行っている米大リーグ選手の守備表彰「THE FIELDING BIBLE AWARDS」に倣い、データを用いて12球団の選手の守備を評価して表彰するもので、今年で5回目。レギュラーシーズン500イニング以上守った選手を対象に、9人の分析家が1位=10点、2位=9点…10位=1点で投票し、ポジションごとに合計が最も高い選手を選んだ。外野は左翼、中堅、右翼で分かれており、今回は投手は対象外。

 特徴的な選出を挙げると捕手は木下拓(中日)で、9人中8人が1位票を投じた。分析家によってはDELTAの投球データを使ったフレーミング(ストライク判定を促す捕球技術)も評価対象で、木下はこの点で圧倒的な成績を残したという。甲斐(ソフトバンク)は盗塁阻止など他の項目で好評価ながら、フレーミングがマイナス評価。大城(巨人)、梅野(阪神)に続く4位だった。

 また二塁手は外崎(西武)が、ほぼ満点(89点)で選出。打球処理に加え、併殺完成などオールラウンドな働きも評価された。外崎以外で1位票が入ったのは吉川尚(巨人)。二塁手として初のシーズン無失策を達成した菊池涼(広島)は3位だった。菊池は失策の少なさで高評価だったが、より差がつきやすい打球処理の面で外崎や吉川尚が勝ったようだ。送球が優れている一方、捕球はマイナスとの評価もあったという。

 各ポジションの選出理由など詳細や、過去の受賞者は同社が運営するデータサイト「1.02」(https://1point02.jp/)で。ポジションごとの採点結果、分析リポートも後日公開される。

◆「1.02 FIELDING AWARDS 2020」選出選手一覧

捕 手 木下拓哉(中日)

一塁手 ダヤン・ビシエド(中日)

二塁手 外崎修汰(西武)

三塁手 岡本和真(読売)

遊撃手 源田壮亮(西武)

左翼手 青木宣親(ヤクルト)

中堅手 近本光司(阪神)

右翼手 大田泰示(日本ハム)

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