【Fの推し増し増し】はるたん先生、晴れ舞台で見せた「らしさ」と「こだわり」

西日本新聞 古川 泰裕

 12月21日、HKT48メンバーとして初めて劇場公演出演1000回に到達した2期生の上野遥(21)。終演後に取材に応じ「終わった後で、どんどん『すごいことかもしれない』って思えてきた」と実感を語った。

 公演前に、ファンのリクエストに応えて、リハーサルを自身のSHOWROOMアカウントで初めて公開。自分から提案したことではあったが「特別なのかもしれない」と実感し始め、緊張してしまったという。

 アンコール明けの3曲に「シアターの女神」「初日」「Chain of love」を選曲した。「シアターの女神」は「劇場の女神」と呼ばれる上野にふさわしい曲と言えるが、何を選ぶか途方に暮れていた時、相談したマネジャーに提案されたという。「ありがたいことに(自身を)そう呼んでくれる人もいるし、ファンの人目線の曲。私に重ねてくれたらうれしいし、だったら1曲目にしようと」。HKTが披露していた公演の名前でもある。この日、出演したことがないドラフト3期生の渡部愛加里をダブルセンターの一角として自分の隣で歌わせ、馬場彩華にソロのパートを与えた上野。「こだわり」だと舌を出した。

 「初心を忘れず全力で」と歌う「初日」は3曲の中でも「一番迷った」が、「1000回だから歌える『初日』があるのかな」と決めた。「心を込めまくったし、後輩たちにも歌ってほしかった。自分にも問いかけてほしいし…」。自分の晴れ舞台でも曲の持つメッセージを後輩に投げかける姿勢は、「はるたん先生」と呼ばれる彼女ならではだろう。

 節目の公演を前に、「ファンの人が喜ぶ」ことを基準として、候補曲を手当たり次第に書き出してスタッフに送ったという上野。「最初にやるだけやれていたら、下野(由貴)さんとか1期生さんが1000回になったときにやりやすいというか。これ以上のものもできるし、基準になれたらいいなと思って」。盛大な祝福を受けた後でも、ステージと、グループと、後輩と、敬愛する先輩のことばかりを話す「はるたん先生」。最後まで「らしさ」を貫く姿に、心の中で喝采を送った。 (古川泰裕)

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