桜花学園Vメンバーが長姉、妹は安城学園 小林で15得点の永野、目指すは妹との8強対決

西日本スポーツ 末継 智章

 バスケットボールの全国高校選手権(ウインターカップ)は23日、東京体育館などで男女の1回戦を行い、女子で昨年8強の小林(宮崎)は15得点した永野実紗季(2年)の活躍などで三田松聖(兵庫)に92-71と大勝した。同じく昨年ベスト8の精華女子(福岡)は63-117で東京成徳大に完敗。中津北(大分)は初戦を突破した。男子は昨年準優勝の福岡大大濠が順当勝ち。九州学院(熊本)は現校名では最後の大会だった能代工(秋田)に77-72で逆転勝ちした。男子で3連覇を目指す福岡第一は24日に登場する。

 大会デビューの2年生が小林の勢いを加速させた。ベンチスタートの永野が第2クオーターの7分すぎに続けて2点シュートを決めるなど、チーム最多の15得点。得意の3点シュートを4本中3本決める大当たりに「スタメンより頑張らないといけないと思い、最初から120パーセントの力を出しました」と胸を張った。

 5人きょうだいの4番目で姉、兄たちもこの大会を経験。特に長姉の真紗恵は桜花学園(愛知)で1年生からベンチ入りし、3年生だった2012年大会で頂点に立った。当時小学3年生で会場で長姉の活躍を観戦し「格好良いなと思ったけど、バスケを始める前だったのですごいことだと分かっていなかった」。小学5年生から同じ道を歩み、競技に没頭するにつれて憧れの気持ちが湧き上がった。

 ほかのきょうだいは全員170センチ台ながら、唯一の162センチ。身長が低くても「姉たちに負けたくない」と、中学で素早いモーションからシュートを打つ練習を重ねた。この日の第3クオーター、相手がブロックする前に3点シュートを放ち、成功。左膝前十字靱帯(じんたい)の断裂で出られなかった昨年の悔しさも晴らした。

 1歳下の妹の紗弥香も安城学園(愛知)から出場し、初戦を突破。互いに勝ち進めば準々決勝で当たる。「妹が入学したときから全国で戦おうと約束していた。私より能力は高いけど負けたくない」。姉妹対決を目指す小柄なシューターが、伝統校小林の切り札になる。 (末継智章)

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