全国強豪校のバスケ3兄弟「シュートで兄に学ぶところはなかった」末弟が意地の活躍

西日本スポーツ 末継 智章

 ◆バスケットボール全国高校選手権 男子2回戦 福岡大大濠92-84関西大学北陽(25日、東京体育館)

 エースの意地が大濠を踏ん張らせた。5点差まで詰め寄られた第3クオーターの4分すぎ。西田が3点シュートを成功させ、直後に自らのスティールから速攻で加点した。3点シュート5本を含む25得点を挙げ、8点差での勝利に貢献。「勝負どころで決められた」と胸を張った。

 準優勝した昨年もベンチ入りし、全試合に出場。当時の主将は次兄の公陽(東海大)だった。日本代表の長兄優大(東海大)も大濠出身で、1年生のときに準優勝。兄2人が届かなかった頂点を「自分は(昨年)いい経験をさせてもらった。そこを生かして優勝できたら」と誰よりも意識している。

 23日の初戦は11得点したものの3点シュートは1本も決められなかった。「相手のレベルが上がる中で、自分が決めないと苦しい展開になる」と反省。この日は少々苦しい場面でも強気にシュートを打ち、得点を重ねた。

 3点シュートを得意とするスタイルは兄2人と同じだ。「シュートで学ぶところはなかった」と負けん気を隠さないが、片峯聡太監督は「シュートタッチは長兄にちょっと似ている。精神的な甘さはあるが、陽成の方が器用でプレーの幅が広い」と将来性に期待する。

 26日の3回戦は昨年の4強メンバーが多数残る優勝候補の東山(京都)。「強気にシュートを打てたのはあす(26日)への自信になった」。エースの誇りを高めた西田が大一番でもチームを救う覚悟だ。 (末継智章)

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