ヤクルト内川聖一「和田さんとやってみたい。捕手は高谷さん」古巣ソフトバンクとの交流戦に燃える

西日本スポーツ 長浜 幸治

 今季限りで福岡ソフトバンクを退団し、ヤクルトへの入団が決まった内川聖一内野手(38)が、来年6月11~13日に予定されている古巣との交流戦での活躍を誓った。開催球場は未定だが、ホークスのホームゲームで活躍を見せつける意気込み。さらに2学年上の和田毅投手(39)との対戦を熱望した。27日は福岡県行橋市で野球教室に参加。ロングティーを披露するなど、近隣の中学生104人を熱血指導した。

 内川がはじき返した打球がグラウンドの左翼フェンスを軽々と越える。中学生からマスク越しに「おーっ」と歓声が上がった。ロングティーでプロのパワーを間近で見せつけた38歳は尊敬のまなざしを一身に受け、思わず笑みを浮かべた。

 これまでも地元の大分で少年野球大会を開催するなど、子どもたちとのふれあいを人一倍大切にしてきた内川だからこそ、胸に期するものがある。「大分もそうだし、ここの子どもたちもそうだけど、野球を続けたいと思うきっかけに自分がなれればいい」

 今季は1軍出場がなかった内川が、福岡で勇姿を披露する舞台が来年訪れそうだ。球場は未発表だが、6月11~13日にホークスのホームゲームとしてヤクルトとの交流戦が予定されている。「やっぱり元気な姿で帰ってきたいし、僕が実際に頑張っている姿を見せたい」と力強く言い切った。

 ひそかに対戦を楽しみにしている相手もいる。「和田さんとやってみたい。この年齢になると年上の投手と対戦することもないし、退団後も食事をさせてもらった仲でもあるので」。今季8勝を挙げ、長く苦しんだ左肩の故障から見事な復活を遂げた39歳のサウスポー和田との対戦を熱望。さらに「マスクは高谷さんにかぶってもらって」とこちらも39歳のベテラン捕手を“指名”。野球界を盛り上げるつもりだ。

 そのためには自身が新天地で存在をアピールする必要がある。「もちろんレギュラーを取るつもりでいく。最初から代打で、とか思っちゃうとつまらないでしょ」。野球教室の最後にも「みんながプロになるまで待っていますと言えるような活躍を見せたい」。10年の月日を過ごした福岡を後にし、新たなチャレンジを始める希代のヒットメーカーが復権を力強く誓った。 (長浜幸治)

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