【10位】長野雅サプライズ復帰、声にならないどよめき〈HKT48十大ニュース2020〉

西日本新聞 古川 泰裕

 新型コロナウイルスによって世界が翻弄(ほんろう)された2020年。HKT48の活動も一時休止に追い込まれるなど、大きな影響を受けました。それでも、グループは新たな運営会社の下でさまざまな試みを続け、メンバーたちも個性を生かしながら活躍の場を広げていきました。21年は、10周年へと向かうアニバーサリーイヤー。その助走となった1年を、今年も特命担当記者が独断でまとめてみました。1時間ごとにカウントダウンしていきます。Here We Go! (古川泰裕)

 【10位】

 4月3日、公式ブログで5期生・長野雅(21)の体調不良による休業が発表された。5期生では最年長ながら、ふわふわした癒やし系のキャラクターで周囲を和ませていた長野。加入当初はコミカルにすら見えていた苦手のダンスも、劇場公演で確かな成長を見せていた。

 1月に参加した東京・神田明神でのAKB48グループ成人式では、真っ赤な晴れ着で登場。その姿を撮影しようと構える報道陣の前で高速回転し、メンバーから「速すぎる」と突っ込みが飛んだ。

 その後、こまめに更新していたSNSが途切れがちに。公式ブログの発表を受ける形で「ご心配おかけしてごめんなさい。休養し、元気な姿をまたお見せできるよう頑張ります」とツイートし、活動から離れた。ファンはもちろん同期や先輩メンバーからも「ゆっくり休んで」「待っているからね」と励ましのリプライが数多く集まった。

 休業中にも折に触れて関係者と面談していた長野。自身の復帰に後ろ向きな姿勢を見せたこともあったというが、それでも、温かい家族のようなグループでの思い出が気持ちを変えた。「HKTだから戻りたい」。11月26日の9周年記念特別公演の前座としてサプライズ復帰を果たした。新劇場の幕が上がり、新型コロナ感染防止のため、声が出せない客席に、声にならないどよめきが広がった光景は、担当記者としても印象深いものとなった。

 松岡菜摘(24)ら多くの先輩からの「ゆっくりでいい」という助言を受け、SNSやSHOWROOMでの動画配信などから、徐々に活動を再開させている長野。くしゃくしゃの笑顔が絶えない日々を、少しずつ取り戻してくれたらと願う。

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