急成長!女子短距離の希望の光に 児玉芽生の五輪出場はあるか? シンデレラストーリーの行方は

西日本スポーツ

 シンデレラスプリンターは五輪への階段を駆け上がる準備を進めている。「(五輪は)遠い感じがしていたけど、目指したいという目標に変わった。それに向かって努力したい」。福岡大の児玉は五輪と自分との距離を冷静に見つめた。

 コロナ禍で東京五輪が1年延期になった2020年に注目を浴びた。自粛期間中に走りを見直し、自宅での補強トレーニングで筋力も強化。9月の日本学生対校の女子100メートルで日本歴代3位の11秒35をマークした。日本選手権も11秒36で初制覇。前年の11秒74の4位から急成長を遂げた。

 日本記録保持者の福島千里(セイコー)の不調の中で輝いた女子短距離界の希望の光。「狙える位置にいなかった」という夢舞台に少しだけ近づいたことが本人も実感できた結果だったが、課題も残った。100メートル決勝の翌日にあった200メートルは2位で2連覇を逃した。「(100メートルを予選から決勝と)今まで走ったことのない速さで3本走って体がついてこなかった」。この冬はスタミナ強化のために300メートル走などにも取り組み、真の強さを求める。

 100メートル、200メートルの五輪参加標準記録は日本記録を上回る高い壁。当面は5月の世界リレー大会(ポーランド)で8位以内に入れば獲得できる400メートルリレーの五輪出場権を目指す。「トップでいる以上は私(の速さ)が落ちたら日本のレベルも下がる」。個人種目の日本記録更新を狙い、21年もシンデレラストーリーを続けていく。

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