豊永阿紀 アビスパサポーターを感激させたチャント独唱【HKT2020光った10人】

西日本新聞 古川 泰裕

 歌やダンスだけでなく、演技や写真、文章でも非凡さを見せるHKT48きっての「5ツールプレーヤー」4期生・豊永阿紀(21)。新型コロナウイルス禍に揺れた2020年も八面六臂(ろっぴ)の活躍ぶりだった。

 北九州を舞台とした映画「めぐり逢わせの法則」(北九州映画実行委員会製作)と、大人のカフェとのコラボレーションコント劇「恋のストラテジー」という二つの作品で主演。歌に特化した配信ライブ「THE LIVE」やJR九州との観光キャンペーン「みんなの九州プロジェクト」などにも参加。13thシングル「3-2」でも選抜メンバー入りした。12月にはAKB48グループ歌唱力No.1決定戦で決勝大会に進出。新劇場で始まった「博多なないろ」公演でもチームブルーの一員としてコンスタントに出演している。そのハードワークぶりに敬意を表さずにいられない。

 来季J1昇格を決めたアビスパ福岡の公式アンバサダーは3季目。公私を問わずスタジアムに足しげく通い、声援を送った。何より印象的だったのは新型コロナ感染防止のため、声を出せないサポーターに代わり、スタジアムでチャントを歌ったことだった。

 リーグ最終盤、12月13日の大一番の京都サンガ戦では、選手入場を前に、タオルマフラーを掲げて3分にわたってチャントを披露した。

 ♬Vamos アビスパ福岡 われらといつも共に♬

 冬空に響く、勝利を呼び込む独唱がサポーターを感激させた。

 来年2月に上演予定のオリジナルオンライン演劇企画「#劇はじ」では「ごりらぐみ」の脚本を務める。さまざまな企画が同時進行する中で多忙を極め、睡眠時間を削りながらの作業となったが、体調を大きく崩すことなく「異例ずくめ」の1年を走りきった。

 多才ぶりから、先輩後輩を問わず頼られる豊永。来年6月には、HKTからただ一人ミュージカルに出演する。演技だけでなく歌声でも表現を求められる舞台で、彼女がどう輝きを放つのか楽しみだ。「豊永阿紀」の名前が全国にとどろく日は、すぐ近くに迫っているのかもしれない。 (古川泰裕)

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