レッスン場公演、みんなの協力があってこそ HKT2021新春座談会(上)
新年、明けましておめでとうございます。2021年11月26日に、活動開始から10周年を迎えるHKT48。グループにとって昨年は新型コロナウイルス禍に翻弄(ほんろう)された一方で、「西日本シティ銀行 HKT48劇場」が開館するなど、着実に前進した1年でした。その2020年を、西日本新聞と西日本スポーツのウェブサイトで毎月展開しているHKTの「名言」と「迷言」をネタにメンバー座談会でひもときます。登場するのは1期生の下野由貴(22)、2期生の上野遥(21)、4期生の豊永阿紀(21)、5期生の上島楓(19)。プライベートでも仲良しの4人組に、10周年への思いも含めて語ってもらいます。 (古川泰裕)※取材は2020年12月24日
-「名言」と「迷言」の延長なので2人で来ました。
デスク「担当デスクをしていますNと言います」
豊永「ああ、デスクの!」
上野「おおー!」
上島(小さな声で「お願いします」)
豊永「出てきた出てきた!」
下野「本当にいるのかなと思っていました。(特命担当記者が)一人二役でやってるんじゃないかなーと思っていました(笑)」
豊永「自作自演なのではないかと(笑)」
-まあ自作自演には違いないけど、デスクは実在するということで(笑)。さて、2020年はどんな年だった?
豊永「早かった!」
下野「(新型コロナ禍で)自粛期間があったから『なんだったんだろう、この1年』っていうのも、ちょっとある」
豊永「活動が再開してからが怒濤(どとう)だったから…」
下野「秋ぐらいからね」
豊永「今までにしたことがない形ですることが多くて。今まで通りじゃないから濃いというか」
上島「あんまり1年過ごした感じがしない。(自粛で)活動できないなって思っていたんですけど、明けたら明けたでいろいろあって楽しかったです」
-自粛期間があったということが大きかったようで。1月の名言は田中美久さんのソロコンサート(1月23日)で読み上げた手紙から選んだ。
下野「あったねえ」
豊永「やってたね。昨日、(上島)楓と話していたんですけど、ソロコンサートだけじゃなく、東京ドームシティーホール(TDC)のコンサート(1月18日、村重杏奈がセンター)とか今年とは思わないよね、みたいな」
上島「リクエストアワーとか、今年だったんだっていう感じ」
豊永「(上野と出席した)成人式も今年?って感じじゃないですか」
上野「変な感じ」
豊永「まだ髪黒かった?」
上野「黒かった」
豊永「もう全然想像がつかないな…」

「ひな壇の前の方にいて」って言っていた
-1月は、まだ毎年恒例だったTDCでのコンサートが開催できていた。ソロコンサートやHKTの選抜メンバーコンサートも、その流れだった。
下野「今年リクアワあったっけ」
豊永「50位までだった。4期生の『さくらんぼを結べるか』が5位をもらって。その時くらいから、いつ最後に10人でできるのか分からないなーと思っていたから、5位でできて良かったと思いました」
下野「めちゃめちゃ上位だね」
-HKTの曲が上位に多く入っていた。
下野「多かった。『ロマンティック病』が1位だったし」
上野「あ、2期生のやつ(「僕らのStand By Me」)も、6か7か8か…」(7位)
下野「6か7か8(笑)」
上野「(谷)真理佳ちゃんもね、いましたしね」
-曲を披露中、現SKE48の谷さんを輪に加えたんだよね。
豊永「ね、あれめっちゃ良かったですよね」
上野「マジで本人には何も言ってなくて」
豊永「谷さんのツイッターのヘッダー画像、あの時のなんですよ。めっちゃかわいい」
上野「かわいい! 『ひな壇の前の方にいて』って(谷に)言っていたんですよ。だから2期生だという認識で本人はいたと思うけど、呼ばれるとは思ってなかったみたい」
豊永「めっちゃ泣きそうだった」
-名言のソロコンサートについては。
下野「みくりんのソロコンサート、見に行けてなかったから、こんなことを言ってたんだなっていうのをこの記事で知ったというか」
豊永「私も。メンバーがしていることを全部網羅できないから、これでけっこう知ることが多いかも」
下野「はるっぴ(兒玉遥)って、いつ卒業したんでしたっけ」
-2019年6月。
下野「もう卒業はしてたけど、ここで触れたってことなんですね」
-はるっぴが背負ってきたものをみくりんが「今になって分かるような気がする」と。エモいなと。
下野「エモいですね」
豊永「さしさん(指原莉乃)の後とか? さしさんの卒業コンサートの時に『横にいるから』って言っていたイメージがすごくある」
下野「さしさんが?」
豊永「うん」
-「2018年の橋」の時、はるっぴのポジションを空けていた。
豊永「そうそう」