【HKT12月の名言】あたらしいげきじょうで とべるといいなぁ
HKT48メンバーの心に残る一言を、特命担当記者が独断で選ぶ月イチ企画。2020年12月は、新型コロナウイルス禍の中、メンバーの大事な相方が発した新年への思いを選びました。
デスク「年が明けても、相変わらずコロナ、コロナの毎日でため息が出るな」
特命担当F(以下F)「HKTのシングルも発売延期になりましたし、劇場公演も無観客の配信限定に。現場に行くことができないのは寂しいです…」
デスク「今やれることをやっていくしかないさ。さて、昨年12月の名言がまだだったな」
F「今回は、大みそかの夜にツイッターに投稿された、くまのぬいぐるみの『らいねんは あたらしいげきじょうで とべるといいなぁ』です」
デスク「ぬいぐるみ? メンバーじゃないのか」
F(真顔で)「彼は4期生・堺萌香の相方です。半分メンバーみたいなものですよ」
デスク「そ、そうなのか」
F「ひまわり組の『ただいま恋愛中』公演の1曲『くまのぬいぐるみ』に登場します。曲中にセンターから舞台の端にいるメンバーへ投げられるという演出があるんです。堺の小さな体から豪快な放物線を描く投げっぷりが名物になりました。投手がノーコンだったり、捕手が取り損ねたりして、くまが頭から落下、次の公演で包帯を巻いて登場したこともありました」
デスク「写真を見せてもらったが、オイモチャン、首根っこつかんで、高々とぶん投げとるなあ! ギータばりの強肩だ」
F「投げられるだけならともかく、メンバーに抱かれるなど役得な場面も多く、ファンからは『そこ代われ』と羨望(せんぼう)の対象になることも少なくなかったんです。『ただいま恋愛中』公演は16人構成。2020年2月以降は、『密』を避けるために開催されず、くまの出番はありませんでした。新劇場に移ってからも、彼がどこへ行ったのか心配する声がありました」
デスク「それが…」
F「大みそかになってHKT48の公式ツイッターに登場し、『とおみんしてたいちねんだったな…』と回顧。21年には通常の公演が再開されるように願う、ファンやメンバーの声を代弁していました」
デスク「全てひらがなか。東京の某プロ野球チームのマスコットみたいだな…」
F「相方の堺も『今度投げてあげるね…!』と大喜び。松岡菜摘も『コロナ太りした?おもち食べすぎないでね』と体調を心配していました」
デスク「うらやましい…。HKTの公式アカウントは、ぬいぐるみも更新するんだな」
F「まあスタッフのなりきりなんですが、ほほえましいです。武田智加も『スタッフさん死ぬほど可愛い。愛おしい』と反応していました。くまがステージを高々と舞う日が早く帰ってきてほしいですよね」