東京五輪組織委の森会長 予定通りの開催可否は聖火リレー前に判断へ

西日本スポーツ 下村 ゆかり

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が21日、西日本新聞の単独インタビューに応じた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて国内外で懐疑論が出ている夏の東京大会について、3月25日の五輪聖火リレーのスタート前に、予定通り開催するか否かの判断が出されるとの見通しを示した。再延期の可能性は否定した。

 森氏はこの日、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長の意向で電話会談を申し入れてきたコーツ調整委員長に対し、東京大会開催は「何ら変わっていない、と伝達した」と強調した。

 世界的なコロナ禍を背景に、IOC関係者の間にも東京大会実現に悲観論がある。森氏は「最悪の状態をいろいろ想定して考えるのは当たり前」とした上で、五輪の行方は「聖火リレーが出るかどうか、延ばすかどうかで自然に分かる。(前日の3月)24日になって延ばそうと言えるはずがない」と述べた。

 報道各社の世論調査で回答割合が高い再延期論に関しては「ありえない」と明言。東京都や関係省庁から出向している組織委職員の処遇などを理由とした。

 大会会場に海外からも含めた観客をどの程度入れるか、無観客とするかも焦点。森氏は「コロナの状況を見て決める。夏にはこういう状況になっていると見通せるようになってからなので、(判断は)一番後の3月ごろからだろう」と話した。 (下村ゆかり)

「観客の有無と成功は無関係」  森会長 一問一答

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