頼みの点取り屋も移籍…主力ごっそり抜けた北九州 J1昇格への勝算は

西日本スポーツ 壇 知里

 J2ギラヴァンツ北九州は24日、北九州市の北九州国際会議場で新体制を発表し、就任3季目の小林伸二監督(60)は「新しい経験を持っている選手の加入で各個人の力を伸ばし、J1へチャレンジする」と述べた。昨季J2得点ランキング2位の18得点を記録したFWディサロ燦(あきら)シルバーノがJ1清水に移籍するなど多くの主力が抜ける一方、J1で活躍してきた経験値がある選手が加入。選手たちは口々にJ1昇格に懸ける思いを語った。

 新加入は昨年より6人多い14人。ディサロが背負っていた9番は、明大から加入したFW狩土名禅(22)が付ける。守備ではJ1神戸からGK吉丸絢梓(24)を完全移籍で獲得した。10番は昨季に続き高橋大悟(21)が背負う。

 4年ぶりにJ2へ昇格した昨季は、体力強化など基礎からの見直しにより攻撃的なサッカーが実現、一時は首位に立つなど好成績を残した。

 ディサロやFWの町野修斗、鈴木国友、GK永井堅梧ら主力がごっそりと移籍した穴は小さくない。ただ新チームでは身長180センチ超えの選手が計13人となり迫力もアップ。世代別代表を経験してきたDF藤谷壮(23)がJ1神戸から加入するなど、活躍が期待される選手が少なくない。

 戦術は昨季同様に攻撃的サッカーとハードワークを徹底する。小林監督は「ボールがなくてもプレスをかけて早く奪う。その意味で守備も攻撃だと捉える」と強調した。

 今季のJ2はコロナ禍の影響でJ1から降格したチームはおらず、混戦が予想される。チームは今季、「KEEP YOUR HEART BURNING(私たちは挑み続ける)」とのスローガンを掲げた。最年長の岡村和哉(33)は選手を代表して「北九州の熱さを持ちつつ、ひまわりのように明るい話題を届け、チーム一丸となって太陽のように突き抜けていく」と宣言した。

 例年新体制発表にはサポーターを招待していたが、この日は新型コロナの影響で見送り、オンラインで有料配信した。(壇知里)

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