J1福岡ブルーノメンデス、いきなりフルメニュー 隔離生活中もボールタッチ

西日本スポーツ 松田 達也

■チームに初合流

 J1アビスパ福岡の新外国人FWブルーノメンデス(26)が25日、2桁得点の誓いを立てた。この日からチームの練習に合流。J1のC大阪に加入した2019年のリーグ戦ゴール数は6、昨季は同9と得点数を伸ばしたストライカーは「昨年の数字を超えたい」と決意を込めた。宣言通りにゴールを量産できればチームが掲げる「10位以上」という目標に大きく前進する。

 新たな仲間に囲まれて柔和な笑顔を振りまいた。チームに初めて合流した新加入のブルーノメンデスは「快く皆さんに受け入れてもらった。明るく楽しい雰囲気で、みんなからやる気を感じた」とうなずいた。

 練習前に自己紹介のあいさつをすると、別メニューではなく、いきなり全体練習の輪に。ランニングやボール回しなどで汗を流した。そこからも新天地に懸ける意気込みがひしひしと伝わった。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、再来日後は隔離生活を送っていた。室内の限定された空間でもボールを使った練習に取り組んできたことを明かし、「制限はあった中で、いい準備ができた」とうなずいた。

■96年トログリオのみ

 来日1年目は6点、2年目に9点を奪うなどJ1で着実にステップアップしてきた。「昨年はリーグ戦が9点で、カップ戦(YBCルヴァン・カップ)でも3点を決めた。その数字を上回りたい」。ホップ、ステップからジャンプする3年目。福岡のJ1定着への足掛かりを築くゴールを重ねる決意だ。

 長谷部監督は「得点とアシストを期待しているよ、ということは伝えた。技術が高いし、明るく打ち解けていた。いい顔をしていた」とチームへのフィットに確信を得た様子。福岡で過去、J1のリーグ戦で2桁得点を挙げたのは、1996年のトログリオ(10得点)のみ。得点力不足に苦しみ、J2降格を繰り返してきた歴史を持つクラブは、J1の強力な相手守備陣を切り裂いて得点を量産するエースの出現を待ち望んできた。

 「オファーをいただいてプランに共感し、アビスパに貢献できればと思い、移籍を決めた。ベストを尽くし、センターFWとしての役割を果たしたい」。2シーズンの日本暮らしで日本文化に溶け込み、たこ焼きが大好きになったという。もつ鍋、水炊き、豚骨ラーメン…。福岡にも余りあるほどのパワーの源がある。ナニワに愛された男が、今度は博多を熱くする。(松田達也)

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