HKT研究生公演1年ぶり再開 長野雅も復帰、新調衣装で成長の証し

西日本新聞 古川 泰裕

 HKT48は26日、約1年ぶりとなる研究生公演「脳内パラダイス」を「西日本シティ銀行 HKT48劇場」(福岡市中央区)で再開した。配信限定だが、休業から復帰した長野雅も含めた5期生全メンバー13人が出演。新調した衣装で元気いっぱいに成長した姿を見せた。

 新型コロナウイルス禍により、昨年2月23日を最後に途絶えていた「脳内パラダイス」。公演は感染防止のため、ソーシャルディスタンス(社会的距離)に配慮した立ち位置に変更して実施した。久々の“再会”とあってメンバーも気合十分、何度も自主練を重ねて臨んだという。1曲目の「友よ」では、上島楓が早くも涙で声を震わせた。

 ユニットパートでは、上島が「泣きながら微笑んで」をソロで披露。成長著しい19歳が真っ白なコートでしっとりと歌い上げると、竹本くるみと後藤陽菜乃村上和叶は「MARIA」をクールに決めた。

 新成人の栗山梨奈市村愛里水上凜巳花坂本りのと「君はペガサス」を歌い踊り、石橋颯は卒業した工藤陽香から川平聖に相棒を変え「ほねほねワルツ」で楽しませた。

 昨年11月26日以来のステージで「緊張するけど頑張ります」と語っていた長野は、休業前にも担当していた「くるくるぱー」で小道具のネギを振り回しながら元気に躍動。一緒に歌った田中伊桜莉小川紗奈から「おかえり」と迎えられ、市村も「13人でできて本当に良かった」と笑顔を見せた。

 2018年11月の加入から2年以上がたち、それぞれの環境で経験を積む5期生たち。上島と水上は既にシングル表題曲の選抜メンバーとして活躍しており、他のメンバーも「博多なないろ」公演で先輩たちと遜色ない活躍を見せている。正規への昇格は秒読みとみられるメンバーもおり、5期生だけの研究生公演も終わりへ近づいているという見方もある。レッスンで「いつまでこのメンバーでできるのか」と感じ、目を潤ませるメンバーもいたという。

 パフォーマンスのみならず、MCでもしっかりとかみ合ったトークでメンバーをいじり合うなど、確かな成長を見せた13人。

 「研究生公演がなかった時期、ちゃんと成長しているのか不安に思っているメンバーもいただろうけど、ちゃんと成長して、ちゃんと熱い気持ちを持っていると改めて思ったし、立ち止まっていてはいけない、進んでいきたいと思った」

 市村の言葉に続いてオリジナル曲「真っ赤なアンブレラ」を披露し、最後は「草原の奇跡」で締めた。歌い出しに水上が振り返り「みんな大好きだよ」と思いを叫ぶと、上島を筆頭に多くのメンバーが涙を見せた。若い力でグループを支える新星たちに、飛躍の春が近づいている。 (古川泰裕)

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