貴志修己 ラインで決めて7連勝 ミッドナイトF2【小倉】

西日本スポーツ

 小倉競輪のミッドナイトF2(防府市主催)が26日、開幕した。初日4Rのチャレンジ戦では貴志修己(きし・なおき)が突っ張り先行から逃げ切り、7連勝を飾った。これでデビューから15節、初日はすべてバックを取る競走。ラインの先頭として頼もしい走りを続けている。この日も赤板からゴールまで誰にも先頭を譲らなかった。しかし番手の泉谷直哉が打鐘で高田隼人に内から攻められ外併走のピンチ。貴志は自分だけならいつでもダッシュして1着が取れる態勢だったが、「駆けるのを我慢して我慢して、2角の出口の、外併走の人が内の人をキメやすいところまで待った」。結果、泉谷―太田黒真也―古屋孝一まで連れ込むライン4車の上位独占に貢献。後ろを固めた泉谷も「仕掛けるタイミングがバッチリだった」と、脚力だけでなく後ろを考えた走りをべた褒めだった。9連勝の特別昇班まであと2勝に迫っても「負けても7月には2半に上がれるし、意識しすぎずに走りたい。主導権を握る自分のレースをして、それで勝てたらいいですね」と姿勢は変わらない。大学、社会人まで野球一筋。基礎体力だけでなく、チームプレーを重んじる好青年は、2日目4Rで連勝を8まで伸ばすはずだ。

 初日メインの9R特選は、曽我圭佑が森川康輔の番手に入ってBS捲り。快勝に「打鐘から前々に攻めたのが良かった。だからこそ番手に入れた。脚の感じも悪くない」とまずまずの手応えだった。7Rには同じ熊本の注目株・兼本将太が登場した。特班直後で初の1、2班戦を白星で飾った。だが6番手に置かれる展開に「突っ張りきれず引いてしまった。それでもホームで行けばよかった。後方からの捲りでも届く感じはあったので、足は問題ないんですが…」と消極的な走りを反省。九州3車でラインを形成する準決こそ、長い距離を駆ける勇気を振り絞る。

【小倉競輪ミッドナイト 2021年1月27日 出走表】

<各レースの見どころ>

(1R)6車立てで3対3の2分戦。初日の近藤はいまひとつの感じだったが、3車の先頭ならしっかり仕掛ける。補充の森山が、近藤にスピードをもらい突き抜けるとみた。田村の先行粘り込みが穴。中畑の2、3着も怖い。
【3連単】森山からの4―23―1235。3―145―145も押さえたい。

(2R)24歳の島村が負けられない。この中に入れば若手の部類の高田が続く。中近ラインは厳しい本命戦。
【3連単】1―2―4の1点勝負。

(3R)長谷部と松本の新人対決だが、この3場所で2度の優勝がある長谷部が一枚上とみる。泉谷が続くとみるが、松本が奮闘すれば赤星の浮上も十分。
【3連単】3―12―124、3―2―5。

(4R)貴志が逃げ切って特班に王手をかける。別線の自力型と比較して、トップスピードでも持続力でも圧倒。中村も決勝に送り込むはず。
【3連単】2―4―136。

(5R)今野とのもがき合いを片折が制す。恵まれるのは実績ある安谷屋。好配を狙うなら自在に動く川口も含めて2着は手広く。
【3連単】1―2357―2357。

(6R)船瀬はなかなか調子が戻らないが、本来は自力でV争いできる力量。同期の下岡が力をつけてきたとはいえ、車番も生かして突っ張り切る。林や大山の追い込み一考。
【3連単】123BOX、2=3―6。

(7R)20代の自力型が4人と、波乱が起きそうな雰囲気。前回Vの曽我が人気するのは間違いない。だが前回Vは伊藤旭という強力な後輩がいたからこそ。初日特選1着も幸運だった面がある。栗田が先行にこだわれば、南が一発。2、3着には単騎の北野も忘れずに。
【3連単】5―1247―12347。

(8R)森川のダッシュ力はS級でも通用する。犬塚も脚力十分。だが、その2人をマークする番手選手が低調で、ライン決着はなく自力同士の決着とみる。阪本も割って入る力はある。
【3連単】124―124―1245。

(9R)3分戦で、それぞれ先頭は先行タイプ。先陣争いが激しくなると、後方で脚をためたラインが捲り切る展開になる場合も。面白いのは近畿両者で、中武後位から強襲する玉手が好配の使者。
【3連単】3―4=1267、3―2=6。

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