昨季の主力が去ったJ1の3クラブ アドバンテージは「監督力」戦術高める補強推進

西日本スポーツ

 今季のJ1には九州から史上最多の3クラブが参戦する。3クラブの課題で共通する点が二つある。一つ目は昨季の主力がチームを離れたことだ。大分は鈴木、岩田、田中達、鳥栖は原川、原、森下、福岡は遠野、上島、増山、セランテスらが退団した。

 もう一つは、攻撃力を課題として抱えている点だ。大分はJ1で2番目に少ない36得点、鳥栖は同4番目に少ない37得点、福岡はJ2でリーグ10位の51得点だった。そのため、各クラブともにFWの強化に重点を置いたことが見て取れる。

 大分はJ1通算44得点の長沢が加入。鳥栖は昨季9得点の林、ベテラン豊田、金森ら現有戦力が残り、J2千葉から山下が移籍。さらにナイジェリア人のオフォエドゥ、ケニア人のドゥンガと身体能力に優れたアフリカ出身FWを2人獲得するなど底上げを図った。

 FWの補強で大きな成果を見せたのは福岡だ。昨季4位のC大阪でチーム最多の9得点を記録したブルーノメンデスが加入。相手守備陣の背後を取るスピード、正確なシュートにパワーを兼ね備え、C大阪の2シーズンで15ゴールを奪うなど、J1での実績も十分だ。

 いずれのクラブも監督が続投したのは大きなアドバンテージになる。昨季の戦いで明確な戦術を示しており、残留した選手を中心にベースとなる戦い方を引き継ぐことができる。加えて鳥栖はDFで黄錫鎬(ファン・ソッコ)、田代を獲得、大分は昨季J1で優勝した川崎から下田が加入するなど、チームカラーに合った補強ができた。福岡は2019年に長谷部監督が水戸で率いた志知、宮が移籍。各クラブともに今の戦術をさらに高める体制になった。

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