マー君の脅威とは ソフトバンク和田が語る「日本復帰1年目」に起こること

西日本スポーツ 鎌田 真一郎

 福岡ソフトバンクの和田毅投手(39)が29日、楽天で8年ぶりに日本球界に復帰する田中将大投手(32)との投げ合いを熱望した。自身と同様に米メジャー挑戦を経ての古巣復帰。日本球界に復帰した2016年に15勝で最多勝と勝率第1位の2冠に輝いたベテラン左腕は、日米通算177勝右腕が新人だった07年以来の顔合わせを楽しみにするとともに、ヤンキースの主戦として6年連続2桁勝利の投球術に興味を示した。

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 日米通算177勝を誇る田中の日本球界復帰。自身と同じく米メジャーを経て古巣に戻った右腕について、和田は「(メジャーで一昨年まで)6年連続2桁勝利とバリバリやっていたわけですから。だいぶ年下だけど、本当にすごいなという印象」と正直な感想を口にした。

 8勝した昨季はチームも「V4」を達成。対照的に楽天はリーグ4位に沈んだ。32歳と脂が乗り切った年齢での日本球界復帰を「楽天にとってすごい補強」と話す一方で、田中が新人だった2007年以来、14年ぶりとなる再戦を「すごく楽しみ」と心待ちにする。

 07年5月2日に一度だけ実現した投げ合いは、7回4失点の和田が7回2失点の田中に投げ負けた。和田は12年から米大リーグに挑戦。田中は13年に楽天を球団初の日本一に導き、14年からヤンキースの主戦としてプレーしたが、米国で投げ合う機会はなかった。

 投げ合いを楽しみにするだけではなく、リーグ連覇と「V5」に立ちふさがる可能性も感じている。自身は米国で4年間プレーした後、古巣のソフトバンクで日本球界に復帰。復帰1年目の16年に15勝(5敗)で最多勝と勝率第1位の投手2冠に輝いたからだ。

 「5年ぶりに戻ってきたときは(対戦球団の)打者がだいぶ変わっていた。田中は8年ぶり。対戦した選手はほとんどいないと思う。そういう意味で、投手はやりやすさがある」。渡米直前の13年に24勝0敗という金字塔を打ち立て、ヤンキースでも活躍した田中への警戒感も当然だ。

 田中だけでなく、通算144勝の涌井、同132勝の岸、同85勝の則本昂、さらにドラフト1位左腕の早川(早大)が並ぶ楽天先発陣を「すごいですね」と認める一方で「彼が戻ってくるのは、日本の野球界にとってもプラス。個人的にもどんな感じで抑えるのかなという興味がある」。2月に不惑となるベテランは、田中の投球術にも興味津々だった。(鎌田真一郎)

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