J1福岡、宮崎でコロナ禍無観客キャンプ始動「この大変な時期にすばらしい環境」城後

西日本スポーツ 松田 達也

 5年ぶりのJ1に挑む福岡は30日、宮崎市の生目の杜運動公園陸上競技場でキャンプをスタートした。来日時期が未定の新外国人クルークスを除く全選手が参加。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、宮崎県では独自の緊急事態宣言も発出される中、例年と異なる無観客での始動となった。

 午前中に福岡から移動した選手はランニングやボール回しなどで約1時間半、体を動かした。ピッチ外の静けさとは裏腹に選手たちの活気あふれる声が響いた。初日の練習を終えた長谷部監督は「本来なら、宮崎は盛り上がりのある時期だと思う。こういう情勢だから受け止めたい」と冷静に振り返った。

 同公園の敷地内では2月1日から福岡ソフトバンクも春季キャンプを始める。例年ならば見学者を迎えるための準備にぎわう時期だが、周辺は閑散としていた。福岡一筋で17年目を迎えた城後は「この大変な時期に素晴らしい環境を用意してもらい、うれしく思う」と感謝した。

 戦術の浸透とともに、寝食を共にして団結心を育む時期ながら、コロナ禍で通常なら2人部屋が今回は1人部屋。食事も円卓ではなく、前を向いて食べる形となり、例年とは違う工夫が必要になる。昨季の主将を務めた前は「時間を大切にしながら対応したい」。厳戒の中、キャンプの第一歩を静かに踏み出した。 (松田達也)

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