J1鳥栖・豊田「現役を続ける理由がある」35歳のストライカーが目前にする記録は

西日本スポーツ 松田 達也

 J1サガン鳥栖のFW豊田陽平(35)が、史上16人目のJ1通算100ゴールに意欲を燃やした。昨季までJ1通算98ゴールで、残り2ゴールに迫った大台への思いを激白。鳥栖で通算12シーズン目を迎えるベテランはノーゴールに終わった昨季の悔しさを晴らすためにも、自身の進退も懸けて勝負のシーズンに臨む。

■過去に15人

 鳥栖のレジェンドが残り2ゴールに迫った大台への思いを明かした。チームがキャンプを行っている沖縄でのオンライン会見。過去15人しかクリアしていないJ1通算100ゴールについて、豊田は熱っぽく語った。

 「こだわりはある。達成したいし、現役を続けているのは、そこにも理由がある。その目標が自分の中で定められなかったら、もうやめていた。引退も(大台に到達した)その後にどうなるかという判断になる」

 2010年に当時J2の鳥栖に加入。11年に23ゴールを挙げてJ1昇格に貢献すると、12年からはJ1で5年連続の2桁得点。チームが12年以降はJ1で戦い続けているのは、最前線にJ1通算98ゴールのストライカーがいたからこそだ。

 4チームが降格する今季は、平均年齢約25歳の若いチームで臨む。「偉そうなことは言えないが、自分や高橋(義希)が、J1にいるために何をしてきたのかを再考して、チームに落とし込みたい。言葉より背中で引っ張るタイプだけど、気付いたことは伝えたい」と力を込めた。

■開幕戦照準

 昨季はJ1リーグ戦20試合に出場して無得点。「昨季は結果を出していない。立ち位置は一番下と思う。覆せるように、練習から後悔のないように取り組む」。FW陣はチアゴアウベス、ロペスが退団。新外国人はコロナ禍もあって合流時期は未定で、豊田ら現有戦力の奮起は欠かせない。

 歴代最多のJ1通算185ゴールを誇る大久保嘉人(C大阪)ら日本を代表するストライカーも通った区切りの数字。「自分を支えてくれた方への恩返しの一つとして、チャレンジする。まだ体も動くし、心もついてきている」。復活を期す点取り屋は、まずは27日の湘南との開幕戦に照準を合わせている。 (松田達也)

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