福岡移籍の点取り屋ブルーノメンデスは「想像以上」初実戦に同僚驚き

西日本スポーツ 松田 達也

 J1アビスパ福岡は2日、宮崎市の生目の杜運動公園陸上競技場でJ3宮崎と練習試合を行った。チームにとって今季初の対外試合で、新加入のFWブルーノメンデス(26)も出場。40分のプレーで無得点ながら、長谷部茂利監督やチームメートは高い能力を絶賛した。5年ぶりのJ1を勝ちきるため、チーム全体で確かな能力を備えるストライカーを生かす攻撃を模索する。

   ◇   ◇   ◇

 J1アビスパの期待感を高めたのは、やっぱり、このストライカーだった。変則の3本マッチの3本目。ブルーノメンデスが2トップの一角で先発出場した。背番号18のシャツで前線に構えると、184センチの長身以上の存在感を放った。

 わずか40分の出場でチームメートに認めさせた。「技術的な高さは持っている」と長谷部監督がうなるプレーを随所に発揮。ポストプレーで攻撃の起点になると、コーナーキックからゴール前に鋭く飛び込んだ。後方からのパスには反応良くスピードに乗って抜け出し、左からのクロスに合わせたシュートで決定機をつくる場面もあった。

 2トップを組んだ山岸は「ペナルティーエリア内で仕事するタイプと思っていたら、スルーパス、フリック(軽くボールを触って軌道を変える)、ポストプレーに守備もやっていた。自分のこともよく見てくれていた。想像以上(にすごかった)」と振り返った。

 攻守の起点となったボランチの前も「体が大きくて強い。裏への抜け出し、クロスの入り方もうまい。攻撃にいろんなバリエーションができそう」と期待を口にした。

 この日、本人の取材対応はなかったが、キャンプ2日目には「自由にやらせてもらいながら、みんなと話をしている。いいトレーニングができているし、もっとなじんで、連携を深めれば結果につながる」と手応えを示していた。

 この試合ではチーム戦術を意識し、前線からの守備で相手DFにプレッシャーをかけた。その動きや特長が、よりチームに浸透するようになれば、福岡に課題として横たわる得点力アップにつながることは間違いない。

 昨季途中加入で17試合に出場した山岸は「試合中でも『ナイス、ナイス』とポジティブな声をかけてくれた。高め合っていきたい」と“相棒”に名乗りを上げた。J1参戦に向けたとっておきの“切り札”が、今季の展望を明るくした。(松田達也)

PR

アビスパ福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング