「スポーツは忖度ではない」元女子マラソンランナーが森会長問題に

西日本スポーツ

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言は「撤回」もむなしく、批判が大きな広がりを見せた。

 マラソン選手として活躍した順天堂大女性スポーツ研究センター副長の鯉川なつえ氏(48)=福岡市出身=は「皆が周りを見ながら意見をしている。初めは女性が意見を言った後、男性がだんだん言うようになった。これが日本の今」と指摘。「『森さんはここまで頑張ってくれたしな』という忖度(そんたく)が働いている。でも、スポーツは忖度ではなく、実力。(意見を)隠してはいけない」と強調した。

 鯉川氏は「五輪前に分かったのは神様からのプレゼントだと思い、残りの期間、男女平等をスポーツ界で推進すべきだということを、橋本聖子五輪相が全力で言わないといけないし、後任の組織委会長は全力でやり遂げるということを表明してほしい」と願い、「これで終わりではなく、ここからが始まり」と力説した。(伊藤瀬里加)

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