ソフトバンク・リチャード「風呂の鏡の前で…」描くホームランパフォーマンス

西日本スポーツ 長浜 幸治

 ◆ソフトバンク春季キャンプ(17日=休日)

 2021年春季キャンプの「キーマンに聞く」。第3弾は規格外のパワーを誇る期待の大砲候補、リチャード内野手(21)を直撃した。オフの自主トレは3年連続で西武の山川に師事し、今キャンプでは紅白戦で本塁打を放つなど、自身初の開幕1軍へ猛アピールを続けている。支配下2年目となる今季への意気込みだけでなく、これまで温めてきたホームランパフォーマンスの構想などにも話題は及んだ。 (聞き手・構成=長浜幸治)

 -プロ4年目の春季キャンプ。紅白戦の本塁打など実戦で結果も出ている。

 「『今年こそ絶対にやってやる』という気持ちで毎日を過ごしている。まだ言われていることをやっている感じ。そろそろ身につけないといけないんですけど。(手応えは)本当にちょっとだけ」

 -9年ぶりに復帰した小久保ヘッドコーチに連日の熱血指導を受けている。

 「最初は本当に厳しい人というイメージだったけど、実際に教えてもらうときには、一球一球『いいね』とか『駄目』とか言ってもらえる。貴重なアドバイスをいただいているし、本当にありがたい」

 -小久保ヘッドの現役時代の映像を見たことは。

 「動画はよく見ますよ。ホームランを打ったときにバットを投げる姿が格好良くて。去年は少しまねもしてみました」

 -今キャンプはボクシングのミット打ちの練習も取り入れた。

 「力を抜いたところから一気に速いスピードでパンと(ミットを)打つのは、バッティングも似ているなと思った。抜いたところからシュパーンとバットをボールに持っていく感じ。今やっている脱力打法にもつながっている」

3年連続弟子入り メンタル強化

 -オフの自主トレは3年連続で西武の山川とともにした。学んだことは。

 「打ち方そのものというより、打席での考え方だったり、打席に入るまでの準備だったり。昨年はシチュエーションによって打席での気持ちがころころと変わっていた。競っている試合は気合が入るけど、7点リードの2死走者なしのような場面では『勝っているからまあいっか』と集中が途切れるときもあった。どんな状況でも気持ちを切らさないためにどうするか。そこが自分の課題なので」

 -山川は代名詞のホームランパフォーマンスでもファンを楽しませている。

 「自分も『どすこい』をやりたい。山川さんから去年の自主トレの時に『ホームランを打ったらやれ』と言ってもらえたので。1軍でホームランを打って、チーム状況やタイミングを見て、いけそうなら『どすこい』をかまそうかなと」

 -こちらの練習も既にやっている。

 「風呂場の鏡の前で『どんな感じかな』ってやったことは、正直あります。誰もいなかったんで、ちゃっかりと。準備はもう万端です」

 -本拠地ペイペイドームでは選手考案のメニューが発売されている。自分ならではのメニュー候補は。

 「沖縄料理で好きなのはタコライスなので『リチャードのタコライス』。良くないっすか。ただ、今のままだったらマジで売れないと思う。やっぱり1軍で活躍しないと」

期待は裏切れない 開幕1軍目標

 -明るいキャラクターも含めて注目を集めているが、現状をどう捉えている。

 「やっぱり期待は裏切れない。本当にありがたいと思うけど、その半面プレッシャーも当然ある。新聞にも載っているし、そういう目で見られるから。『だからこそ頑張らなきゃいけない』なと思える」

 -改めて今季の目標を。

 「アピールを続けて、まずは開幕1軍入り。そして1年間通して上にいられるようにしたい。1軍で活躍することが、山川さんへの恩返しにもなると思う。ペイペイドームでホームランをぶち込みたいです」

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