「劇はじ」の経験生かし、さらに団結 HKT月イチ活動報告(下)

西日本新聞 古川 泰裕

 2月20日に初日を迎えるオンライン演劇企画「HKT48、劇団はじめます。」。メンバーが俳優だけでなく裏方を経験するという今回の試み。本番を直前に控えた今、「アイドルを忘れる」と語るメンバーもいるほど没頭した約5カ月は何をもたらすのか。「ごりらぐみ」の渕上舞(24)と神志那結衣(23)、「ミュン密」の運上弘菜(22)と小田彩加(22)が語り尽くす。 (古川泰裕)

 -「劇はじ」は2020年の10月からスタートした。

 渕上「早いね。本当に終わるのかなって思う時があります、たまに。もう永遠にこれをやっているんじゃないかなって」

 小田「夢でもやったりしません? 夢でも忙しい」

 渕上「分かる(笑)」

 -裏方をやってみて。

 小田「パンフレットの中身をどんな風にしたいとか決めて、メンバーから写真や文字を集めたり、撮影の時も冬なのに(衣装が)半袖だったのでカイロをベタベタ貼ったり。今までマネジャーさんがしていてくれたんだなっていうのを感じて。マネジャーさんにはなれないなって。目標の期間があるから全力でやれるけど、これを仕事にするのは本当に大変だなって。これからマネジャーさんをもっと尊敬していこうって。ありがたさをしみじみ感じています」

翌日が誕生日の小田彩加。差し入れのバースデーケーキをパシャリ

宣伝・広報 最初は「3人もいるんだ」、今は5、6人ほしい

 -小田さんの働きぶりもすごいと聞いたが。

 小田「うれしいですね。宣伝・広報は3人で、最初は『3人もいるんだ』って思ったけど、5、6人はほしいくらい」

 渕上「まだ募集したいよね」

 小田「追加でって思うくらい手が回らない。こっちの締め切りもあって、他にもあって『今、私は何をしなきゃいけない』みたいなのが、けっこうパニックになります。この間びびちゃん(村川緋杏=ごりらぐみ宣伝・広報)に聞いたのが、舞さんは仕事が早くて『こうしたいな』って思う頃には(素材を)もう作っているって。すごいなって。見習いたい」

 渕上「いやいや…。びびちゃんの方が作っている。動画を出すことが多いんですけど、その編集をめちゃめちゃ、びびちゃんがやってくれている。元々、ユーチューブをやっていたこともあるけど、すごく上手だし。でも1個作ったら、あと4個くらいある、みたいな状況なんですよ。だから他にできることは全部しよう、みたいな状況です。SNSを使うことが多いんですけど、自分のSNSとは全然違う。自分のは応援してくれる人や興味を持ってくれる人が見てくれているので、反応があったりなかったりはするけど、好意的というか、温かいじゃないですか。でも作品のSNSはいろんなメンバーのファンが見ているから公式っぽくなるというか、間違いも許されないというか。誤字脱字も自分のアカウントなら、ちょっとならいいかなと思うけど、みんなのアカウントを動かしているので間違えられないなって。メンバーみんなから投稿を集めて、バランスを考えて…」

 小田「バランスが難しいですよね」

 渕上「投稿頻度をこんなに意識したこともなかったので、そういう力もついたのかなと思います。投稿するネタがない期間はどうする?みたいな話を広報とプロデューサーで話すようになって。そう思ったら、自分のSNSの頻度もたくさん考えられるなと思いました」

 小田「終わった後で自分のSNSを見直したら『あー』みたいなのが、いっぱいありそう。こっち(ミュン密)は日本語を頑張りすぎて。毎日投稿していたんですけど、かしこまりすぎて、ノーミーツさん側に『大人がやっていそう』って言われて」

 渕上「同じこと言われた」

 小田「言われました? でもちょっと柔らかい文章にすると、また違うなって。難しい。メンバーが打っているっていうのを表したいけど、どうしようって」

 渕上「それ悩みですね」

 小田「みんながやっているっていうのを伝えるのが難しい。本当は全部、会話とかも流したいけど、ネタバレとかもあるし」

 渕上「公式リリースの文章も広報が書かせてもらって。(小川)紗奈ちゃんが書いてた?」

 小田「紗奈ちゃんがけっこうやってくれます」

 渕上「私も担当したんですけど、依頼文とかも書いて。初めてネットで『依頼書 書き方』で調べた。この前、コラボレーションをお願いする時の文章を書いたんですけど、『ご都合のよろしい日程をご教授頂ければ幸いです』とか『お忙しいところ大変恐れ入りますが、ご検討のほど、よろしくお願い致します』とか、普段本当に書かないようなことを資料にまとめて書いた。それが普段できない活動だなって。ちょっと社会人っぽいことをしていて、うれしいなって思いました(笑)」

 小田「うれしいですよね。あ、これ社会人だわ、みたいな。『ホウレンソウ、ホウレンソウ』って」

 運上「どういうこと?」

 小田「報告、連絡、相談。本当にこの三つ、大事だなって思いますよね?」

 渕上「めっちゃ思う。私たちもアイドルだから社会人だけど、ちょっとまだ社会人になりきれていない感じがあったから。本当に一歩ぐらいですけど」

 -なっぴ、どうした。

 運上「『ソウ』ってなんだろうと思って」

 小田「相談、相談」

 運上「報告、連絡、相談?『ウ』は?」

 小田「ホウ、レン、ソウ」

 運上「あ、2文字ずつか」

 -社会人の心構えですな。「放置、連休、早退」とも言うとか言わないとか。

 渕上「逆の意味で(笑)」

 小田「わあ、夢のようだ(笑)」

 渕上「私たち裏方もいろんなメンバーが頑張っているけど、普段応援してくれている人は、どうしてもどう楽しんだらいいか分からないと思うんですよ。小田ちゃんが頑張っているのは分かるけど、どう応援したらいいか分からないっていうところがあるので、でもそういうファンも巻き込みたいというか。ファンの皆さんの力も借りて、もっと作品が広まったらうれしいなと思います」

 

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