野球の神様のイタズラか「まさか初戦で当たるとは」浮かんだ笑顔の訳

西日本スポーツ

 夢舞台で第2ラウンド!  第93回選抜高校野球大会(3月19日開幕・甲子園球場)の組み合わせ抽選会が23日、オンラインで行われ、4年ぶりの出場となる福岡大大濠は昨秋の九州大会決勝で敗れた大崎(長崎)と第3日第2試合で対戦することが決まった。

 九州勢同士が初戦で戦うのは初。明豊(大分)は第3日第3試合で21世紀枠の東播磨(兵庫)と、52年ぶりに出場する宮崎商は第2日第1試合で天理(奈良)とそれぞれ対戦。具志川商(沖縄)は第3日第1試合で八戸西(青森)と21世紀枠同士で対戦し初勝利を目指す。

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 野球の神様が仕掛けた「いたずら」か、昨秋の九州大会の再戦が甲子園で繰り広げられる。地域を分けずに行ったフリー抽選。チームメートと様子を見守った福岡大大濠のエース毛利海大(2年)は、相手が大崎に決まった瞬間、笑みを浮かべた。「まさか、初戦でいきなり大崎と当たるとは思わなかった。驚きと楽しみな気持ちです」と笑顔の意味を説明した。

 5-1で大崎が勝った昨秋の九州大会決勝はどちらもエースが投げ合わなかった。福岡大大濠は連投の疲れが残っていた毛利は登板せず1年生投手の継投だった。「準備はしたけど、点差が開いたので出番がなかった」。毛利はマウンドに上がることなく敗れた悔しさを思い出した。

 一方の大崎も、準決勝まで3連投したエース坂本安司(2年)ではなく左腕の勝本晴彦(1年)が先発し1失点完投。「どちらもエースが投げたわけではないので秋の結果は参考にはならない」。大崎の清水央彦監督に油断はない。

 甲子園での再戦はエース同士の投げ合いになりそうだ。「初戦だし、お互いベストコンディションで当たれるのが楽しみ」と毛利は対戦を心待ちにする。八木啓伸監督は「次はエースの坂本君が投げてくると思う。冬の練習で打撃がどれだけ伸びたか試すいい機会」と昨秋の対戦で1年生左腕に4安打に抑えられた打線の成長を期待する。

 リベンジを誓う福岡大大濠と九州王者の意地をかける大崎。最高の舞台での「ガチンコ勝負」で真の九州王者を決定する。(前田泰子)

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