新たな育成の星候補、ソフトバンク大関が面白いと思う訳 評論家の視点

西日本スポーツ

 ◆練習試合 ソフトバンク3-2西武(23日、宮崎アイビー)

 【西日本スポーツ評論家・池田親興の視点】

 今のホークスは先発陣の台所事情が厳しい。ムーア、バンデンハークが退団し、千賀、東浜が開幕に間に合わない見通しで、昨季の陣容から3、4枚は抜けている。それだけに先発候補に挙がる杉山の投球に注目したが、物足りなかった。

 初回だけで3四球。力みが見えた。いくら球が速くても、ストライクを先行させられず、走者をためてしまっては良さが出てこない。絶好のアピール機会で力が入るのは分かるが、これでは「先発かリリーフか」という以前に使いづらくなってしまう。150キロ台後半を出せるポテンシャルは間違いなく高い。それだけに、安定感がないのがもったいない。次の登板で反省を生かしてほしい。

 他の投手陣は自分の投球ができていたように思う。2番手の大関はテークバック時の左腕の動きが小さく、打者はタイミングを取りづらい。コントロールもいい。ホークスにはいなかったタイプで、面白い存在になりそうだ。支配下登録されれば、中継ぎから先発に回る選手が出た場合に、リリーフに入る可能性も開ける。支配下を勝ち取るために、今は毎回が勝負の登板だと意識し続けてほしい。(西日本スポーツ評論家)

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