「5年周期」ジンクス打破へ本気の補強 福岡残留は最低限ノルマ

西日本スポーツ 松田 達也

 今季のJ1は26日に開幕する。九州からは過去最多の3クラブが参戦。27日にサガン鳥栖がアウェーで湘南、大分トリニータがホームで徳島と対戦。28日には、5年ぶりのJ1に挑むアビスパ福岡が名古屋をホームに迎える。

 20チームの戦いで4チームが降格する厳しい争い。新型コロナウイルスの感染拡大により、スタジアムの入場制限などの影響も避けられない。夏場は開催が予定されている東京五輪による中断のため、序盤戦は過密日程となる。

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 アビスパが目指すのは「5年周期」との決別だ。昇格から1年での降格を繰り返す「負の歴史」にピリオドを打つ使命を背負う長谷部茂利監督は「いい状態で戦術の落とし込みができている」と手応えを口にした。

 過去のJ1では2006、16年で総得点がリーグ最少だった。J1残留のために最大の焦点は得点を奪うことで、新加入のFWブルーノメンデスへの期待は大きい。J1のC大阪では19年からの2シーズンで15得点。築いた実績は十分だ。

 「チームが勝つために、自分の良さを出したい。FWとして、しっかり自分の仕事をするだけ」。持ち味のパワー、スピード、嗅覚鋭い得点感覚を発揮して、自らが目標に掲げる2桁得点を奪う活躍を見せれば、明るい展望が開けそうだ。

 昨季のJ2ではリーグ最少失点の堅守を誇った。鳥栖から新加入のDF宮は「まずは失点せず、相手に先手を取らせないことが大事」と見据える。センターバックは高さのある顔触れがそろい、相手をはね返すだけでなく、セットプレーの攻撃でも武器となる。

 新潟などでプレーしたカウエの加入で、外国人選手は7人となった。18日にも福岡育ちのMF金森が5年ぶりに復帰した。J1定着を誓うクラブの本気度を示した補強で、残留は最低限のノルマ。10位以上を目標にする高い志で、新たな歴史を紡ぐ。

 

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