ソフトバンク“開幕予行”ロッテ戦で打線沈黙…紅白戦から一転

西日本スポーツ 山田 孝人

 福岡ソフトバンク打線が、開幕カードの相手で昨季唯一負け越したロッテの投手陣に苦しめられた。

 相手先発でドラフト1位ルーキー左腕の鈴木から3回で1安打しか打てず、最終的には計5安打を放つも、うち3本が内野安打でホームも遠かった。宮崎での同カード2連戦でも計8安打。柳田やデスパイネグラシアルら主力が不在の練習試合とはいえ、少し気がかりな結果だ。

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 紅白戦で活発だった打線が鳴りをひそめた。初対戦の左腕鈴木には3回まで上林の内野安打1本に抑えられ、2番手で同じ左腕の山本貴にも2回を無安打に封じられた。試合全体では5安打を放ったが、うち3本が内野安打で無得点。今回のロッテとの2連戦でも計8安打で、うち5本が内野安打とすっきりしない展開となった。

 もちろん2月の練習試合だけに、結果のみが重視される段階ではない。相手が開幕カードで顔を合わせるロッテであっても同様だ。工藤監督も「安打などの結果はもちろん大事」とした上で「まず自分がキャンプでやってきたことをしっかりやれているのか」とポイントを語った。

 両アキレス腱(けん)の状態不良のためリハビリ組で調整している柳田をはじめ、グラシアルやデスパイネ、今宮ら主力が不在。今後続々と合流する見通しだ。ただ、2年連続レギュラーシーズンで負け越している宿敵との2連戦は、特に若手にとって絶好のアピール機会であったことも間違いない。

 25日はベテラン明石が2安打と気を吐き、好調の上林も6試合連続安打。実績組が結果を残している。工藤監督も「今まではずっと真っすぐを打っていい当たりができていたが、変化球が入って自分の思い通りの打撃ができなくなる。その中でどう割り切って振るのか、見極めるのか。どう対応していくかを見ていきたい」と若手に一層の奮起を求めた。(山田孝人)

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