ソフトバンク武田と大竹に思う、投手の「あるべき姿」 評論家の視点

西日本スポーツ

 ◆練習試合 ソフトバンク0-0ロッテ(25日、宮崎アイビー)

 【西日本スポーツ評論家・池田親興の視点】

 開幕ローテ候補の武田と大竹は少ない球数で理想的なピッチングを見せてくれた。育成の大関もまた結果を出した。前日までの対外試合(2試合)と違って無四球だったのは、全員が自分の形で投げられたからだろう。投手は「言うことなし」の内容だった。

 武田と大竹は野球への取り組み方が似ている。探究心が強く、トレーニングも細かい部分までこだわっている。それはいいことなのだが、2人とも20歳代半ばでまだまだ若い。これまでは「もっとシンプルに野球をやってもいいのでは」と感じることがあった。

 投手の「本分」とは何か。しっかり体を使って腕を振り、打者を抑えることだ。細かい部分にあまりにこだわり過ぎると、大事な部分を見失ってしまうことがある。どちらも練習は十分に積んできただけに、シンプルに「本分」に集中すれば、結果は出るはずだ。

 10キロ近く体重を減らしたという森もいいスタートを切った。シーズン50試合以上の登板を何年も続ける中で、体の負担なども考慮して「このままでは」と感じた部分があったのだろう。締まった体の守護神は、若手にとって見習うことが多い存在だ。 (西日本スポーツ評論家)

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