ソフトバンク小久保ヘッドが再び改革 若手を日替わり招集で「打ちっぱなし」も

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク春季キャンプ(26日、宮崎・生目の杜運動公園)

 手締めをしても、キャンプは終わらない! 福岡ソフトバンクの小久保裕紀ヘッドコーチ(49)がさらなる若手強化を目的に「2部練」の導入を明かした。26日で宮崎春季キャンプを終了。チームは2試合が組まれている宮崎での練習試合後、福岡に戻りペイペイドームでのオープン戦に臨むが、試合日も時間を有効活用して徹底的に打ち込ませる方針だ。「延長キャンプ」で新たな力の台頭を促す。

■オリ戦は若手中心 由伸相手に力試し

 指導者として初の春季キャンプを終えた小久保ヘッドは率直な感想を口にした。「比較的大きなけがもなく、考えた練習メニューはこなせたかな。評価は結果。やってきたことが正しかったかどうか。ただ、振らないといけないのは間違いない」。若手底上げへの思いはより強まった。

 宮崎滞在期間中は「1日1000スイング」のノルマを課した。28日のオリックスとの練習試合後に福岡に戻っても手を緩めるつもりはない。3月2日からは本拠地でのオープン戦が続くが、試合日も対象選手を集めて打ち込ませる。11日からの東京遠征前日までの予定。さながら「延長キャンプ」の様相だ。

 「提案としては『2部練』のようなイメージ。例えば午前中に若手が打ち、昼から守備走塁に回らせる。レギュラークラスについてはそのまま昼に打たせるという感じで。そうしないと打てる時間が限られる。アーリーワークというイメージではない」と説明する。

 キャンプ中、フリー打撃時もティーなどを行う箇所を増やして時間の無駄なくバットを振れる環境を整備した小久保ヘッドの再びの“改革”だ。「振らなければならない選手を日替わりで呼び、打ちっぱなしみたいになる」と宣言した。

 27日からの宮崎でのオリックス2連戦は、若手中心のメンバーで臨む予定だ。相手は山本ら主力が登板する見通しで「余計に(若手には)チャンス。日本でトップクラスの選手を打てるチャンスなんて、そうそうない」と話す。

 日本を代表する投手に対して、リチャードや佐藤直、三森、柳町、増田ら開幕1軍への生き残りを目指すメンバーが、どう食らいつき結果を残せるか。「向こうは調整登板とはいえ、どういう対応をするのか」と、眼光鋭くチェックするつもりだ。

 「宮崎での2試合、ドームでの(7日までの)5試合。このあたりである程度結果を出さないと。より、(若手に)結果を求めていきたいです」。若手にとっては正念場。「3・26」開幕に向けて、ふるい落としの時期は刻一刻と迫っている。 (山田孝人)

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