五輪代表を抑え、女子高校生が2位 日本選手権クロカン8キロ

西日本スポーツ 野口 智弘

 陸上の日本選手権クロスカントリーの女子(8キロ)が27日、福岡・海の中道海浜公園であり、高校生の酒井美玖(北九州市立)が、東京五輪女子5000メートル代表の田中希実(豊田自動織機TC)ら強豪選手との競り合いを制して2位でフィニッシュした。

 スタートから先頭集団につき、「(1500メートルと3000メートルの)日本記録保持者の田中さんのしっかりしたフォームを見ながら走りました」と余裕もあった。U-20(20歳以下)ではなく実業団ランナーも走る女子の部で出場したのは「初めて走る8キロで、自分の力を確かめたかったから」だったが、十分にトップ選手にその実力を見せつけた。接戦の末に酒井に敗れた田中も「活力があり堂々とした走り。これからライバルになるでしょうね」と能力を認めた。

 昨年12月の全国高校駅伝(京都市)では1区で区間賞に輝き、母校を同校史上最高の4位入賞に導いた立役者は「高校最後のレースで結果が出せてうれしい」と満面の笑みを見せた。卒業後は実業団のデンソーに進む。「マラソンで五輪に出場するのが夢です」。輝く目の視線は、3年後のパリ五輪だ。(野口智弘)

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