クイックで159キロ、西武平良 昨季の平均球速も最速

西日本スポーツ 喜瀬 雅則

 ◆練習試合 西武2-3ロッテ(27日・高知・春野)

 昨季パ・リーグ新人王の西武・平良海馬投手(21)が、27日のロッテとの練習試合(春野)で自己最速の160キロに迫る「159キロ」をマークした。4回、2番手で登板すると、最初の打者だった中村奨への2球目に“160キロ目前”。今春初の有観客となったスタンドをどよめかせた。

 「自分の中での感覚は、そんなに出ていないですね」と本人はけろり。とはいえ、まだ“開幕月”でもない2月下旬だ。しかも1回を投げた今回、全15球がセットポジションからのクイックで、うち9球が変化球。スピードを追求せずとも三者凡退に仕留め「リズムよく投げることができた。直球よりも変化球です。変化球の精度をこれからもっと上げていきたい」と振り返った。

 セイバーメトリクスの指標を用いてプレー分析を行うDELTA(デルタ)社のデータによると、昨季20イニング以上を投げた日本人投手で直球の平均球速が最も速かったのが、153・7キロの平良だった。これで変化球を自在に操り、カウントを稼ぐことができれば、まさしく鬼に金棒だ。

 辻監督も「変化球を試しながら調整していたね」と納得顔。さらに「これからもっと気合が入ってくるだろうね」と近いうちの160キロ台到達も“予想”した。平良は23日のソフトバンク戦で157キロを記録。実戦感覚が研ぎ澄まされるほど球速も比例して上昇していくことは、指揮官のみならず、予測の範囲内だろう。エンゼルス・大谷翔平の持つ日本人最速「165キロ」超えは、もはや夢ではない。(喜瀬雅則)

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