生奈圧逃V レディースオールスター 【芦屋】

西日本スポーツ 井上 泰宏

 ファン投票の得票上位の人気レーサーが頂点を争った芦屋ボートのG2「第5回レディースオールスター」(優勝賞金450万円)は28日、最終12Rで優勝戦が行われ、1号艇の小野生奈(32)=福岡=がインから堂々と逃げて優勝。遠藤エミが竹井奈美とのデッドヒートを制して2着。竹井がそのまま3着。小野は2017年当地のG1レディースチャンピオン以来、2度目の特別戦制覇を達成した。

ヒロイン

 まさに圧倒だった。小野生奈が枠番通りのインからトップSを決めると、1Mを先マイ。誰も寄せ付けない完璧な逃げを決めた。地元の当地で2度目の特別戦Vに「夢みたいですね。エンジンのおかげ。うそみたいにうれしい」と喜びを爆発させた。

 決して順風満帆ではなかった。序盤は上位着を並べたが、3日目に痛恨の6着。「準優はセンター枠かなと思っていた」ところから、「3日目の失敗をすぐに生かすことができた」と4日目に連勝。シリーズリーダーの座を奪い返して大会初Vにつなげた。

 昨年大会では同じ優勝戦1枠で敗れていたこともあって、プレッシャーも大きかったが「気持ちは切り替えて来たが、去年の分までお客さんに恩返しをしたかった」と、ファンからの多くの投票を力に変えた。ファンの支えだけではなく、「たくさん練習をしてきた水面。いいときも悪いときもあるけど、見慣れた景色で走りやすい」。地の利も最大限に生かし切った。

 今年の女子戦線は当地での今大会に始まり、福岡でのクイーンズクライマックスで幕を閉じる。「まだ始まったばかりだけど、これ(優勝賞金450万円)は大きい」。年末決戦に向けて、アドバンテージを得た。夏冬連覇でさえかつてない大記録だが、こうなれば同一年での女子特別戦完全制覇にも期待が懸かる。「全て優勝することは難しいけど、選手はみんな頑張っている。自分も盛り上げられるように頑張ります」。強豪福岡女子のエースが、前人未到の第一歩を踏み出した。 (井上泰宏)

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