ソフトバンク和田が40歳で初の総合優勝 目標はパ初の快挙 西スポ企画「誰よりも鷹く! 選手権」

西日本スポーツ 山田 孝人

 不惑の左腕が、ますます意気盛んです! キャンプインと同時に始まった西スポ企画「誰よりも鷹く! 選手権」で和田毅投手(40)が総合優勝に輝いた。2020年は津森、19年は甲斐野と即戦力ルーキーのVが続く中、ベテランが見事な戴冠。節目の40歳を迎えたキャンプではカーブに注力するなど、常に進化を求める姿は投手陣の模範にもなっている。順調に調整を進め、既に開幕ローテーション入りが決定。パ・リーグ左腕では初となる40代の2桁勝利を目指す。

 どこまでも若々しい大ベテランは喜んだ。「企画は紙面で見て知っています。本当に僕がもらえるんですか。まさか僕が…。40歳になったキャンプなので大目に見てもらったんでしょうか」。記者が夜なべして作製したメダルを手に、和田が笑みを浮かべた。

 2月の1日に始まった春季キャンプと27、28日の練習試合2戦で実施した「誰よりも鷹く! 選手権」。その日の活躍ぶりから西スポ記者が金・銀・銅を独断で決め、得点化する企画で、和田が目立つキャンプだった証しである。初日から2日連続でブルペン入り。精力的に腕を振り「ユニホームを着ると選手としての血が騒ぐ。投げすぎないようにはしました」。自らセーブしたことを明かすほどの状態の良さ、順調な調整ぶりは実戦で証明した。

 19日の紅白戦では工藤監督が「仕上がりが早い」と評していた味方打線を、2回2安打無失点と封じ、対外試合初登板となった27日のオリックス戦は3回2安打1失点。「ワインドアップもセットも得点圏の場面も経験でき、いい試合となった」と手応えを強めた。

 今年はカーブを配球に一層組み入れようと力を入れてきた。キャンプ中の21日に不惑の40歳となっても進化の歩みを止めない。「追い込んでからのカーブを大事なボールにしたい。もっと上げていきたい」と向上心は増す一方だ。

 既に開幕ローテ入りを決めており3月28日、ロッテとの第3戦(ペイペイドーム)に先発する予定だ。昨季は8勝。今季は託されたローテを完走し、40代の左腕ではパ・リーグ初の2桁勝利を目指していく。「この賞に恥じないような成績を、シーズンでも残していかないといけないですね」。企画への“リップサービス”も忘れない優しい左腕からは快挙の予感が漂う。 (山田孝人)

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