ソフトバンク笠谷&杉山、W開幕ローテ入り前進 杉山は160キロ到達に意欲

西日本スポーツ 山田 孝人

 ◆オープン戦 ソフトバンク14-2中日(2日、ペイペイドーム)

 初の開幕ローテ入りを狙う若き2人が有言実行の快投を披露した。先陣を切ったのは、オープン戦初戦の先発を託された笠谷だ。4回を無安打無失点。4三振を奪った23歳の左腕は「結果は良かったけど満足せず、投げ込んで課題に取り組みたい」と前を見据えた。

 切れのある直球がさえた。「初回の真っすぐは良かった」。大島をこの日最速の148キロで外角低めに決めて空振り三振に打ち取ると、京田は三ゴロ、平田は一飛。初回の決め球は全て直球だった。2回も3人で封じ、3回は根尾に四球を与えたが後続を断った。

 2月24日のロッテとの練習試合では直球を本塁打にされた。「自分の求めている真っすぐではない」と質の向上を追求し、この日も直球を軸に押した。制球も課題に掲げており、唯一の走者となった3回の四球を猛省。「結果を出さないといけない」と意気込んだ。

 5回から2番手でマウンドに上がった杉山も続いた。初回に3四球と乱れた同23日の西武との練習試合から一転し、無四球で3回を1安打無失点。かつて自主トレで師事した千賀に教わったカットボールも織り交ぜて「こんな投球を続けていきたい」と力を込めた。

 直球も自己最速タイの157キロをマーク。23歳の右腕は「(157キロは)正直見飽きた。160キロというめどがある。個人のわがままな目標として早く出して、気持ちをすっきりさせたい」と言い切る。大台目前の本格派に安定感が加われば、期待は膨らむばかりだ。

 開幕ローテの残り3枠は笠谷、杉山、武田、二保、大竹で競う状況。今春初の有観客試合となったオープン戦初戦で、若手2人がまずは結果を出した。工藤監督も「競ってもらわないと」と満足げ。きょう3日は武田と二保が登板予定。争いはヒートアップする一方だ。 (山田孝人)

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