コロナ禍で苦境、ふるさとの「お茶」を助けたい…元バレー代表・迫田さおりさんが呼び掛け

西日本スポーツ

 2012年ロンドン五輪バレーボール女子銅メダリストの迫田さおりさん(33)=鹿児島市出身=が、新型コロナ禍で苦境に立たされている日本有数のお茶どころ、鹿児島県南九州市知覧町の特産品「知覧茶」を救おうと、応援プロジェクトに乗り出した。

 クラウドファンディング(CF)を通してお茶の新たな魅力を発信しようとする地元企業「知覧心茶(しんさ)堂」(東垂水良世社長)の企画に賛同。「一人でも多くの方に活動を知っていただき、この機会に知覧茶のおいしさを味わってもらいたい」と、知覧心茶堂が3月から公開し、4月16日まで行うCFへの賛同を呼び掛けている。

 知覧の茶業界は、大口販売先だった飲食店の休業などで需要が激減。価格下落も見込まれるといい、宣伝の機会となるイベントも軒並み中止となった。迫田さんは以前、テレビ局の取材で、薩摩富士とも呼ばれる美しい開聞岳を望む知覧の茶畑を訪問。茶摘みや製茶体験を通じて魅力に触れたこともあり「何か私にお手伝いできることがあれば」と協力を惜しまない。

 返礼品は迫田さんもお気に入りの知覧紅茶「GABA(ギャバ)茶」のティーバッグと直筆サイン入りのマイボトルだ。知覧心茶堂では、緑茶に限らない「お茶文化」を根付かせようと紅茶にも着目。肥料や農薬を使わない紅茶専用の茶畑で、紅茶に適した「べにふうき」という品種の茶葉を栽培している。18年に紅茶で日本初の国際規格認証を取得するなど新たなブランド紅茶としてファンを増やしつつある。

 「夜眠れなくなるので、私はカフェイン入りの飲料が苦手なんです。でも、水出しのギャバ茶はほとんどカフェインが含まれないそうです。自宅などでくつろぐ、おうち時間の“お供”に最適ですよ」

 迫田さんは華麗なバックアタックを武器に女子日本代表や東レで活躍し、17年に現役を引退。現在はVリーグのテレビ解説やバレーボール教室の講師など幅広く活動している。

 「紅茶の自然な香りで、飲んでみると渋味がありますが、後味にふわっと甘みがあります」。春の陽気が似合う爽やかなスマイル。迫田さんの笑顔の源は充実のティータイムにもあったようだ。(西口憲一)

 CFのURLは→ https://readyfor.jp/projects/tirantya

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