J1鳥栖、監督が見つけた浦和の「ほころび」攻め完勝 開幕2連勝

西日本スポーツ 松田 達也

 ◆明治安田生命J1第2節第1日 鳥栖2-0浦和(6日・駅前不動産スタジアム)

 待ち望んだ瞬間だった。後半17分、ゴール前のこぼれ球を鳥栖の山下が左足で蹴り込み、貴重な先制点を奪った。「きれいなゴールではなかったけど、気持ちでねじ込んだ」。新加入のストライカーのJ1初ゴールが決勝弾となり、チームを開幕2連勝に導いた。

 金明輝監督が「ほころびがあるように感じた」と指摘した相手右サイドの背後を狙い、後半14分に投入された本田が起点だった。敵陣の右サイド深くをドリブルで突破。戦術を体現した19歳が強烈なシュートを放ち、こぼれ球がゴールにつながった。

 山下は「(本田が)シュートまでいってくれたので、はじいたところを狙っていた」。後半36分には右からの樋口のクロスを頭で合わせて追加点。マルチ弾で勝利を決定づけた。

 J2の山口と千葉での3シーズンで計23得点し、満を持してJ1に初挑戦した。「うまい選手が多いので、決め切るという仕事をしたい」と言い切る点取り屋は、中盤からの崩しを生かし、狙い通りに得点を決めた。

福岡・川崎町出身

 福岡県川崎町出身で、九州国際大付高、福岡大でプレー。初めて鳥栖の本拠地でJ1のピッチに立ち、最高の結果を残した。「素晴らしいスタジアムの雰囲気をつくってくれた。その喜びは試合が終わってじわじわと感じている」

 開幕戦で決勝のPKを決めた林に続き、2試合続けてFWのゴールで試合を決め、最高のスタートを切った。優勝経験もある浦和を寄せ付けなかった快勝には、J110年目を迎えたクラブの魂がこもっていた。 (松田達也)

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